
北海道立自然公園 かもめ島 です。
かもめ島は、周囲約2.6km、海抜およそ30mの小島で、防波堤によりつながっています。檜山道立自然公園の特別地域に指定されており、景観が美しく、江差のシンボルとなっています。
かもめ島お散歩mapですが、彫刻の場所が書いてあります。
この手の地図で彫刻の場所が特定できるのは珍しいのでありがたいです。
彫刻の場所に案内板があり、
彫刻の説明もあります。
江差追分の功労者
中央の銅像は、江差出身の歌手で、江差追分の普及に尽力した初代浜田喜一です。
向って右側の石碑は、江差追分に尺八伴奏を導入した小路豊太郎の記念碑です。
2基とも有志の人々によって建てられました。
彫刻と両脇に石碑があります。
まず左側
皇太子殿下御成婚禮記念林
中央に彫刻
初代 浜田喜一師之像
初代 浜田喜一師 の説明
立体写真像
代表者 盛岡公彦 作
向かって右側の石碑です。
江差追分尺八先覚者
鴎嶋軒 小路豊太郎翁之碑
碑記
目的を達成しての帰り道、想定外で彫刻を見つける。
かなり新しそうな彫刻。
江差町名誉町民 江差追分会名誉師匠
青坂満師之像
ぐるっと見たが作者は不明。サイン等もなし。
青坂満師の主な業績
一九七四年 江差追分鴎声会支部設立
一九八六年 復元北前戦「辰悦丸」船頭として日本海二五〇〇キロ回航再現
一九九二年 江差追分会副会長 師匠会会長
二〇〇五年 江差追分全国大会審査委員長
北海道文化賞
北海道新聞社社会文化賞
二〇〇七年 地域文化功労賞(文部科学大臣)
民謡名人位受賞(日本民謡協会)
二〇〇八年 北海道功労賞
洞爺湖主要国サミットで江差追分披露
二〇一五年 江差町名誉町民表彰
碑記
青坂満師は一九三一年、江差鴎島で生まれ幼少のころより追分節に耳を傾け、一六歳より初代近江八声師に師事し、第六回江差追分全国大会で優勝。
以来漁師家業の波風と共に先人の唄心を追求し、「潮の匂う青坂節」と讃えられる独自の境地を体得、多くの人々を魅了して追分節に賭ける生涯を生き抜いた。
師の生き様に心酔する有志と篤志愛好者の総意により像を建立、追分魂の唄を後世に継ぐことをねがう。
青坂満師像建立委員会
提唱者代表 多田義和
江差追分会各支部
江差追分篤志愛好者一同
二〇二一年七月建立
北海道立自然公園 かもめ島
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