縄文ビッグウォール
壁に配置された土器の破片は、下から上に向かって新しい時代のものとなり
(約5900年~約4200年前)、黒っぽい色が明るい色になっていくことが
わかります。
この壁には、三内丸山遺跡から出土した土器の破片が使われています。
1列に約320個、全部で5120個にもなります。
発掘調査について
三内丸山遺跡は、1992~1994(平成4~6)年度の青森県総合運動公園拡張事業に
伴う発掘調査で大型掘立柱建物跡が発見されたことなどにより遺跡の重要性が
認識され、工事を中止し、保存が決定されました。
1995(平成7)年度からは、遺跡の全体像を解明するため、継続して発掘調査を
おこなっています。
この調査は、保存を前提としており、調査目的を達成するために必要最小限の
発掘面積とすることを基本としています。
現在は、平成28年度(第40次)~31年度(43次)の予定で遺跡北端部の調査を
行っています。
整理作業室
1、出土
発掘調査で遺物が発見されます。
2、記録・取り上げ
出土地点・層位などの必要な記録を取り、取り上げます。
3、水洗い・注記
遺物についた土なのどの汚れを落とし、出土地点などを記入します。
4、接合・復元
出土した土器などの破片を接合し、もとの形に復元します。
5、図化・写真撮影
遺物の形や特徴を図化し、写真に記録します。
6、収蔵・保管
管理用のリストを作成し、収蔵庫に保管します。
7、公開・活用
保管している遺物は展示などに活用します。
発掘調査報告書は図書館だ度に配布し、調査成果を公開します。
体験工房 なるものがあり、
組ひも 220円
ミニ土偶 330円
勾玉ペンダント 330円
再生琥珀のペンダント 1570円
板状土偶 540円
縄文ポシェット 540円
編布 540円
とメニュー表がありました。
お子さんの自由研究に良いのではないでしょうか。
売店もありました。
縄文うどん なるものがあり、
栗、どんぐり、長芋が練りこまれたうどんです。
3種のきのこうどん や 縄文古代飯おにぎり などがあり、当時の食事にちょっと
近いものが食べられます。
そふと栗夢 や まほろば地層パフェ 青森りんごサイダー などが楽しめます。
ねぶたん号に乗って帰ります。