スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

小出裕章さんの八戸での講演、動画で見られます

2011-06-27 01:03:22 | 反核、反原発

6/25日(土)八戸総合福祉会館にて、小出裕章さんの講演会がありました。


Ustream.tvにて、講演の様子を動画で見ることができます。


講演動画

http://www.ustream.tv/recorded/15604038


質疑応答動画

http://www.ustream.tv/recorded/15606233

 

青森県内の方だけでなく、東京、宮城、岩手、函館、秋田、からも、たくさんの人が聞きに来てくれました。

 

小出さんのお話しは、やっぱりとてもわかりやすかったです。

 

チェルノブイリでの事故の避難区域の話と、

 

それと照らし合わせた福島での避難すべきであろう避難区域。

 

本当であれば、福島県のほとんどが避難すべき区域になるだろうというお話し。

 

「しかし、”避難する”ということが、避難する人にとって、二度と戻れないかも知れない避難が、

 

どれほど大変な事かを考えると、福島県民の皆さんに避難して下さいとは私は言えない。」

 

という小出さんの言葉が心に残ります。



広島の原爆で降り注いだ放射能の量と、原発が一年間で出す放射性物質の量。

 

そして六ヶ所の再処理で取り扱おうとしている核廃棄物の量の比較を見て、

 

愕然としました。

 

こんな恐ろしい物を動かすべきではありません。

 

そして、こんなにエネルギーを消費し続ける日本。

 

最後に衛生写真で、夜の日本を見たとき、

 

本当に、こんなに電気が必要なのだろうか、という小出さんの問いかけに、

 

非常に心動かされました。



私達の暮らしを守るためにも、子供達を守るためにも、

 

私達がしなければならない問題はたくさんあります。

 

話の中で、

 

写真版「世界がもし100人の村だったら」という広河隆一さんの写真を見せて下さいました。

 

貧困の問題、水の問題、戦争の問題、食料の問題・・・。

 

私達は知らなさすぎます。

 

そう言う世界の人達の現実をなるべく見ないようにして、

 

自分達はなるべく便利な生活をしようとする。

 

そういう日本を変えていかなければいけない。



もう一つ、小出さんがねずみ算の話をしていました。

 

話の中では、産業革命後、人類がねずみ算的にエネルギーを消費してきたという

 

話だったのですが、

 

このねずみ算を考えた時、

 

私達が聞いた小出さんの話を、

 

原発やこれからのエネルギーの話を友だち10人に伝えたとします。

 

その友だちが、また別の人に話すかもしれない。

 

するとまた、その友だちの友だちがまた誰かに話題にしてくれるかもしれない。

 

そうしたら、ねずみ算的に、あるところから爆発的に変わっていく可能性もあるんじゃないだろうか?

 

ちょっと希望をもってしまいました。

 

私達一人一人が出来ることはちっぽけかもしれない。

 

でも、それでも、声に出し続けたい。

 

今回の青森県の知事選も、どうせ三村だからと、投票しなかった人も結構いたようですが、

 

あきらめて何もしなければ、絶対変わらない。

 

でも、あきらめず、それでも声に出し続けたなら、変わる可能性はゼロではない、と、思うのです。

 

わずかな可能性にかけたい。

 

どうぞ、今回のこの小出さんの講演を聞いた方、

 

この動画を見て下さった方、

 

この話を誰かに伝えて下さい。

 

心に残った話を伝えて下さい。

 

この動画を紹介して下さい。

 

一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。

 

どうか、お願いします。