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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:パリオリンピックの感想

2024年08月31日 08時25分57秒 | 社会全般
漸くオリンピックが終わった。自宅ではTVを設置しておらず、自宅で競技を見る事は無かったが、外出先で何度か競技を見ていたし、結果についてはほぼ毎日ネットで追いかけていた。今回改めて感じる事として、日本人は階級があるスポーツに滅法強いと云う感想だ。

昔、隣国のあの国の人達は日本人を称してこう言っていた。「日本人は一人では怖くないが、グループになると怖い」…と。要するに、日本人は一人では何もできないが、グループになって行動すると、力を発揮すると云う事である。

しかし結果を見ると、あの国はメダル獲得数ではダントツであるが、柔道やレスリングの様な格闘技系でのメダル獲得は大変少ない。日本人は、レスリングで金8個、そして柔道で金3個も取っている一方で、かの国はボクシングで3個のみである。しかしかの国のボクシングの世界チャンピオンは聞いた事が無い。

この様な事から、「日本人は一人では...」の認識を改めた方が良さそうである。日本人は一人でも強いと...。

オリンピックでは、オリンピック以外では見る事が殆どない競技が沢山ある。その為、ワールドカップなどの世界大会で誤審がどの程度あるのか知らない。しかし、やはりオリンピックでは誤審が多いのではないだろうか。そして、不公平な競技設定や、ルールの変更などが横行している様に感じる。柔道やバスケットでの誤審は目を覆いたくなる程頻発しているし、クライミングなどでは明らかに日本人が不利になる様なコース設定がされているとの疑念を感じている。

ヨーロッパ諸国では、昔から国力を争ってきた。この”国力”とは、軍事力、経済力、文化、そして肉体の優位性を指しており、オリンピックでは肉体の優位性を争ってきた。これが意味する所は、オリンピックは国の威信を掛けて行っており、少しでも自国に有利になる様にする為に、裏では醜い争いをしていると云う事である。

またオリンピックは1984年のロス大会から一気に商業化が加速していったのだが、これを見直す必要がある。余りにも商業化しており、利権化の巣窟化していないだろうか?それによって、メダル争いが激化している感もある。

これを正す方法は唯一つ。TVでの生放送を見ない事である。結果はインターネットでほぼリアルタイムで見る事ができるし、試合内容については、後でハイライト等で見る事も出来る。そして誤審や不正には、英語で反論する必要がある。

そして柔道に関しては、日本式のルールや審判による国際大会を開催する事である。国際大会における柔道の審判のレベルの低さは酷すぎる。嘉納杯はそれに近かったのかもしれないが、今は国際柔道連盟が主催する大会になっており、これではダメであろう。日本が主催し、コントロールできる大会を是非作って欲しい。



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