●占い(うらない)●占星術(せんせいじゅつ)●易者
うらないを調べていたら 宗教に繋がることを知った。
易者には掛かったことはないけど「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉をよく聞いた。
仏教で思い出したことがある。
祖母が中学三年の時に亡くなった。
私はおばあちゃん子で双子なので祖母に育てられた。
妹は母が面倒みた。
死の枕元に家人全員と祖母の妹がいた。
息を引き取り医師が側で臨終の時間を告げて帰ってシバラクして悲しんでばかり居られないので両親と上の姉や兄が葬儀の段取りを話していた。
急に祖母の妹がバッタリと畳に伏せた。
何事かと全員 末さんに注目した。
次の瞬間 バット顔を上げると両手を前で組み合わせて大きな声で言い出した。
「おばあちゃんは極楽往生したから。」
そして再び畳に伏せた。
ドウしたのかと何人かが 末さんの側ヘ行き方に手を当てて揺すると
顔を上げてキョトンとしている。
本人は何したか意識がないとのこと。
集まっている皆に自分の行く末を妹に託して伝えてくれたのだろうと その場に居たものは喜んだ。
何十年ぶりかで思い出したこと。
◆占い(うらない)http://bit.ly/ztJzbc
様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断することや、その方法をいう。
卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)ともいう。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と昔から言われるように、占いは他の業界と違い、必ずしも当たらなくても通用する面もあることから、取りっぱぐれのない職種という意味で、占いを裏(外れ)が無いという意味で「裏無い」と軽蔑の意味を込めて書く場合もある。
占いの関係者の中には占いは「統計」によるものと説明する者もいるが、占いは独自の理論と個人の経験で構成されており、統計や統計学、科学としての研究からは由来してはおらずまったく異なるものである。
◆占星術 http://bit.ly/wxw9Nr
占星術(せんせいじゅつ)または占星学(せんせいがく)
太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけて占う技術(占い)。
古代バビロニアを発祥とするとされ、ギリシア・インド・アラブ・ヨーロッパで発展した西洋占星術・インド占星術と、中国など東アジアで発展した東洋占星術に大別することができる。
◆西洋占星術(せいようせんせいじゅつ)http://bit.ly/AgMiYU
西洋諸国で発達してきた占星術の体系である。
ヘレニズム時代に成立した体系が基盤となっており、一般的にはホロスコープを用いる。
占う対象に影響を及ぼすとされる諸天体が、出生時などの年月日と時刻にどの位置にあるかをホロスコープに描き出し、それを解釈する形で占う。
近代になって一般に広まったサン・サイン占星術では、太陽のあるサインを基にして占う。
日本の雑誌などでよく見かける十二星座を基にした星座占いは、これを通俗化したものである。
占星術一般がそうであるように、西洋占星術もまた、近代的な科学の発展に伴って「科学」としての地位から転落し、科学史などでは疑似科学に分類されるのが一般的である。
◆サン・サイン(sun sign)http://bit.ly/xmGxLh
太陽星座(たいようせいざ)ともいい、西洋占星術の用語。ネイタル・チャートでは、個人の出生時に太陽が位置したサインを指し、その人の生涯の方向性や意志などを表示するとされている。
これをおおざっぱに簡略化した占いの一種が、サン・サイン占星術(太陽星座占い)といえる。しかし西洋占星術では、サン・サインは個人のネイタルチャートに限らず、トランジットやプログレスでも、あるいはホラリー占星術などでも重視される幅広い基本概念である。
◆星占い(ほしうらない)http://bit.ly/xWHE4a
星座占い(せいざうらない)は、星占い(ほしうらない)ともいい、西洋占星術を簡略化した占いの一種。サン・サイン占星術(Sun sign astrology、太陽星座占い)といえる。ここでいう「星座」は占星術の「宮」(サイン)のことであり、現在の夜空の星座とは異なる概念である。
サイン(英語 sign)またはアストロロジカル・サイン(astrological sign)は、西洋占星術などのホロスコープを用いる占星術において、獣帯を黄経で12等分したそれぞれの領域。獣帯(zodiac)とは、天球上の黄道を中心とした、惑星(太陽・月などを含む)が運行する帯状の領域である。サインは古くは宮(きゅう)と呼ばれていた。12のサインを合わせて十二宮や黄道十二宮と言う。
なお、12サインの基点である白羊宮の0°をどこに定めるかは、占星術の流派などによってさまざまだが、大きく分けてトロピカル方式とサイデリアル方式のふたつに分類できる。西洋占星術ではトロピカル方式、インド占星術ではサイデリアル方式が主流である。
西洋占星術でサインと同様に獣帯を12分する概念に「ハウス」があるが、ハウスがより具体的な事柄を扱うのに対して、サインはより基本的な性格・性質を司る。
◆ホロスコープ(horoscope、チャート)は占星術における各個人を占うための天体の配置図。惑星、黄道十二宮、十二室、角度の4つの要素で構成される。
1世紀頃のローマの詩人マルクス・マニリウスの著作『天文(アストロノミカ)』に十二宮の作用分野、ホロスコープの決定法などについての言及がある。
◆インド占星術(インドせんせいじゅつ)http://bit.ly/ziENNZ
インドに伝わる占星術のこと。インド本国の他、ネパールやチベットなど周辺の地域でも行われている。 もともと、白道上の月の位置に着目したナクシャトラ(中国系暦法・占星術では二十七宿という)を用いた占星術だったが、ヘレニズム時代にギリシアから太陽と月、5惑星とラーフ、ケートゥといった九曜、十二宮と十二室に基づくホロスコープ方式の占星術を取り入れて、現在のナクシャトラ(白道二十七宿)と黄道十二宮を併用した形になったと言われているが、古い時代のことなのではっきりしたことはわかっていない。
また仏教に取り入れられたものは、簡略化(月の厳密な度数で決めず、1日に1つというように割り当てる)・仏教化し『宿曜経』にまとめられ、密教の一部として中国に伝えられた。
さらに、平安時代には日本にも伝えられて宿曜道となった。
◆『宿曜経』(すくようきょう、しゅくようきょう)http://bit.ly/xUoVlI
『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』 (もんじゅしりぼさつきゅうしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくすくようきょう)とは、宿曜道の所依の教典の一つ。一般には『宿曜経』 (すくようきょう、しゅくようきょう)と略称される。上下二巻。
文殊菩薩とリシたちが、二十七宿や十二宮、七曜などの天体の動きや曜日の巡りをもとに、日や方角等の吉凶を読み解く方法を説き明かした物であるとされる。ただしこれは伝説に過ぎず、実際にはインド占星術の入門書とも言うべき内容である。
不空金剛が759年に中国で訳出したとされる。ただし、原典があったかについては疑わしく、恐らく不空が自分の知っているインド占星術の知識を、弟子の史瑶や楊景風に口述筆記させた物と思われる。 一説には、下巻が史瑶による初訳本、上巻が楊景風による改定修注版であるともいい、実際、下巻の方がより元のインド占星術に近い内容である。
日本では空海がこの経をもたらし、曜日が知られるようになった。
◆宿曜道(すくようどう)http://bit.ly/wSnHQ5
平安時代、空海をはじめとする留学僧らにより、密教の一分野として 日本へもたらされた占星術の一種。密教占星術、宿曜占星術などともいう。
その内容は、インド占星術(ギリシャ由来の西洋占星術とインド古来の月占星術が習合し独自に発展したもの)、道教由来の天体神信仰、陰陽五行説等が習合した雑多なものである。 基本的に、北斗七星・九曜・十二宮・二十七宿または二十八宿などの天体の動きや七曜の曜日の巡りによってその直日を定め、それが凶であった場合は、その星の神々を祀る事によって運勢を好転させようとする。
所依の教典は、『宿曜経』・『梵天火羅九曜』・『七曜星辰別行法』などである。三九秘宿という独特の技法があり、これを簡略化したものが、一般に「宿曜占星術」として流布している。
密教では、造像・修法・灌頂などを行う際には吉日良辰を選ぶこととされており、一行の『大日経疏』では、吉日良辰の選定は阿闍梨の資質が問われる大切な作業とされていた。
◆陰陽五行思想=陰陽五行説 http://bit.ly/wxf1y4
陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう、おんみょうごぎょうしそう)とは、中国の春秋戦国時代ごろに発生した陰陽思想と五行思想が結び付いて生まれた思想のこと。陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)、陰陽五行論(いんようごぎょうろん)ともいう。
陰陽思想と五行思想との組み合わせによって、より複雑な事象の説明がなされるようになった。
◆三九秘宿(さんくのひしゅく) http://bit.ly/xw4Zbw
宿曜経に述べられ、宿曜道で用いられている占いの技法のひとつ。
まず、生まれた時に月がどの二十七宿にあったかによって、本命宿(その人物の守護星としての二十七宿)を決め、その位置関係によって、日の吉凶や他人との相性などを見るというもの。
西洋占星術におけるアスペクトに似た概念であるが、現代インド占星術ではほとんど廃れてしまい、宿曜道にのみ残る占いである。
◆ナクシャトラ(nakshatra)http://bit.ly/x3EEft
インド占星術ならびに天文学で使われる27もしくは28の星宿である。インド神話においてはダクシャの娘とされ、月神ソーマの妃とされる。中国に渡り二十七宿となり、さらに宿曜道と名を転じた。
◆二十七宿(にじゅうななしゅく)http://bit.ly/yQKtHl
星宿の分割法の一つである。江戸時代初期(1685年)に全廃された。月の見かけの通り道である白道を、27のエリアに等分割したものである。名称ももちろんこの数字に由来している。
発祥を完全に異にする二十八宿と区別するため、単に古法という場合がある。
◆白道 http://bit.ly/yQpBd9
1.白道(はくどう)とは、天球上における月の見かけの通り道(大円)のこと。本項で詳述。
2.白道(びゃくどう)は、二河白道(にがびゃくどう)の略。浄土宗などで、火の河(怒りを表す)と水の河(貪欲を表す)の間にある、極楽浄土に通じる白い道とされ、極楽往生を願う信心にたとえられる。一心太助が「一心如鏡、一心白道」の刺青をしていたとされることで知られる。
◯白道(天文学)
白道は、黄道(太陽の通り道)周辺8度の範囲におさまる。さらに二週間ごとに黄道を横切る軌道を描く。
白道は黄道に対して5度8分7秒傾いている。
なお、白道を27または28のエリアに分割したものを月宿という。
◯白道上にある主な天体
プレアデス星団
スピカ
◆二河白道(にがびゃくどう)http://bit.ly/yhqqi2
浄土教における極楽往生を願う信心の比喩。ニ河喩(にがひ)とも。善導が浄土教の信心を喩えたとされる。主に掛け軸に絵を描いて説法を行った。
絵では上段に阿弥陀仏と観音菩薩・勢至菩薩のニ菩薩が描かれ、中段から下には真っ直ぐの細く白い線が引かれている。 白い線の右側には水の河が逆巻き、左側には火の河が燃え盛っている様子が描かれている。
下段にはこちらの岸に立つ人物とそれを追いかける盗賊、獣の群れが描かれている。
下段の岸は現世、上段の岸は浄土のこと。 右の河は貪りや執着の心(欲に流されると表すことから水の河)を表し、左の河は怒りや憎しみ(憎しみは燃え上がると表すことから火の河)をそれぞれ表す。 盗賊や獣の群れも同じく欲を表す。
東岸からは釈迦の「逝け」という声がし、西岸からは阿弥陀仏の「来たれ」という声がする。 この喚び声に応じて人物は白い道を通り西岸に辿りつき極楽往生を果たすというもの。
◆浄土教(じょうどきょう)
阿弥陀仏の極楽浄土に往生し成仏することを説く教え。「浄土門」、「浄土思想」とも。
また「阿弥陀信仰」とは、阿弥陀仏を対象とする信仰をいう。「浄土信仰」とも。
学問的に仏教思想を扱う場合に、浄土信仰を仏教とは別の宗教とみなして「浄土教」という語を使う場合もある。
◯阿弥陀信仰について
日本では浄土教の流行にともない、それぞれの宗旨・宗派の教義を超越、包括した民間信仰的思想も「阿弥陀信仰」に含めることもある。
また阿弥陀仏は多くの仏教宗派で信仰され、「阿弥陀信仰」はひとつの経典に制限されない懐の広さを持つが、ともすれば偶像崇拝や、阿弥陀如来のみを尊び、他の仏を排する一神教的信仰思想に陥りやすい側面もある。
◯浄土について
「浄土」という語は中国での認識であるが、思想的にはインドの初期大乗仏教の「仏国土」がその原義であり、多くの仏についてそれぞれの浄土が説かれている。
しかし中国・日本においては、浄土教の流行にともない、浄土といえば一般に阿弥陀仏の「西方極楽浄土」をさす。
◆阿弥陀如来(あみだにょらい)http://bit.ly/AsoOXM
大乗仏教の如来の一つである。梵名は「アミターバ」(अमिताभAmitābha[amitaabha])、あるいは「アミターユス」 (अमितायुस्[amitaayus])といい、それを「阿弥陀」と音写する。
「阿弥陀仏」ともいい、また略して「弥陀仏」ともいう。
◆易者 とは - コトバンク http://bit.ly/yt8re9
◆易者身の上知らず とは - コトバンク http://bit.ly/zIMVeZ
◆えきしゃ【易者】の意味 - 国語辞書 - goo辞書 http://bit.ly/xxa9oA
うらないを調べていたら 宗教に繋がることを知った。
易者には掛かったことはないけど「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉をよく聞いた。
仏教で思い出したことがある。
祖母が中学三年の時に亡くなった。
私はおばあちゃん子で双子なので祖母に育てられた。
妹は母が面倒みた。
死の枕元に家人全員と祖母の妹がいた。
息を引き取り医師が側で臨終の時間を告げて帰ってシバラクして悲しんでばかり居られないので両親と上の姉や兄が葬儀の段取りを話していた。
急に祖母の妹がバッタリと畳に伏せた。
何事かと全員 末さんに注目した。
次の瞬間 バット顔を上げると両手を前で組み合わせて大きな声で言い出した。
「おばあちゃんは極楽往生したから。」
そして再び畳に伏せた。
ドウしたのかと何人かが 末さんの側ヘ行き方に手を当てて揺すると
顔を上げてキョトンとしている。
本人は何したか意識がないとのこと。
集まっている皆に自分の行く末を妹に託して伝えてくれたのだろうと その場に居たものは喜んだ。
何十年ぶりかで思い出したこと。
◆占い(うらない)http://bit.ly/ztJzbc
様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断することや、その方法をいう。
卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)ともいう。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と昔から言われるように、占いは他の業界と違い、必ずしも当たらなくても通用する面もあることから、取りっぱぐれのない職種という意味で、占いを裏(外れ)が無いという意味で「裏無い」と軽蔑の意味を込めて書く場合もある。
占いの関係者の中には占いは「統計」によるものと説明する者もいるが、占いは独自の理論と個人の経験で構成されており、統計や統計学、科学としての研究からは由来してはおらずまったく異なるものである。
◆占星術 http://bit.ly/wxw9Nr
占星術(せんせいじゅつ)または占星学(せんせいがく)
太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけて占う技術(占い)。
古代バビロニアを発祥とするとされ、ギリシア・インド・アラブ・ヨーロッパで発展した西洋占星術・インド占星術と、中国など東アジアで発展した東洋占星術に大別することができる。
◆西洋占星術(せいようせんせいじゅつ)http://bit.ly/AgMiYU
西洋諸国で発達してきた占星術の体系である。
ヘレニズム時代に成立した体系が基盤となっており、一般的にはホロスコープを用いる。
占う対象に影響を及ぼすとされる諸天体が、出生時などの年月日と時刻にどの位置にあるかをホロスコープに描き出し、それを解釈する形で占う。
近代になって一般に広まったサン・サイン占星術では、太陽のあるサインを基にして占う。
日本の雑誌などでよく見かける十二星座を基にした星座占いは、これを通俗化したものである。
占星術一般がそうであるように、西洋占星術もまた、近代的な科学の発展に伴って「科学」としての地位から転落し、科学史などでは疑似科学に分類されるのが一般的である。
◆サン・サイン(sun sign)http://bit.ly/xmGxLh
太陽星座(たいようせいざ)ともいい、西洋占星術の用語。ネイタル・チャートでは、個人の出生時に太陽が位置したサインを指し、その人の生涯の方向性や意志などを表示するとされている。
これをおおざっぱに簡略化した占いの一種が、サン・サイン占星術(太陽星座占い)といえる。しかし西洋占星術では、サン・サインは個人のネイタルチャートに限らず、トランジットやプログレスでも、あるいはホラリー占星術などでも重視される幅広い基本概念である。
◆星占い(ほしうらない)http://bit.ly/xWHE4a
星座占い(せいざうらない)は、星占い(ほしうらない)ともいい、西洋占星術を簡略化した占いの一種。サン・サイン占星術(Sun sign astrology、太陽星座占い)といえる。ここでいう「星座」は占星術の「宮」(サイン)のことであり、現在の夜空の星座とは異なる概念である。
サイン(英語 sign)またはアストロロジカル・サイン(astrological sign)は、西洋占星術などのホロスコープを用いる占星術において、獣帯を黄経で12等分したそれぞれの領域。獣帯(zodiac)とは、天球上の黄道を中心とした、惑星(太陽・月などを含む)が運行する帯状の領域である。サインは古くは宮(きゅう)と呼ばれていた。12のサインを合わせて十二宮や黄道十二宮と言う。
なお、12サインの基点である白羊宮の0°をどこに定めるかは、占星術の流派などによってさまざまだが、大きく分けてトロピカル方式とサイデリアル方式のふたつに分類できる。西洋占星術ではトロピカル方式、インド占星術ではサイデリアル方式が主流である。
西洋占星術でサインと同様に獣帯を12分する概念に「ハウス」があるが、ハウスがより具体的な事柄を扱うのに対して、サインはより基本的な性格・性質を司る。
◆ホロスコープ(horoscope、チャート)は占星術における各個人を占うための天体の配置図。惑星、黄道十二宮、十二室、角度の4つの要素で構成される。
1世紀頃のローマの詩人マルクス・マニリウスの著作『天文(アストロノミカ)』に十二宮の作用分野、ホロスコープの決定法などについての言及がある。
◆インド占星術(インドせんせいじゅつ)http://bit.ly/ziENNZ
インドに伝わる占星術のこと。インド本国の他、ネパールやチベットなど周辺の地域でも行われている。 もともと、白道上の月の位置に着目したナクシャトラ(中国系暦法・占星術では二十七宿という)を用いた占星術だったが、ヘレニズム時代にギリシアから太陽と月、5惑星とラーフ、ケートゥといった九曜、十二宮と十二室に基づくホロスコープ方式の占星術を取り入れて、現在のナクシャトラ(白道二十七宿)と黄道十二宮を併用した形になったと言われているが、古い時代のことなのではっきりしたことはわかっていない。
また仏教に取り入れられたものは、簡略化(月の厳密な度数で決めず、1日に1つというように割り当てる)・仏教化し『宿曜経』にまとめられ、密教の一部として中国に伝えられた。
さらに、平安時代には日本にも伝えられて宿曜道となった。
◆『宿曜経』(すくようきょう、しゅくようきょう)http://bit.ly/xUoVlI
『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』 (もんじゅしりぼさつきゅうしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくすくようきょう)とは、宿曜道の所依の教典の一つ。一般には『宿曜経』 (すくようきょう、しゅくようきょう)と略称される。上下二巻。
文殊菩薩とリシたちが、二十七宿や十二宮、七曜などの天体の動きや曜日の巡りをもとに、日や方角等の吉凶を読み解く方法を説き明かした物であるとされる。ただしこれは伝説に過ぎず、実際にはインド占星術の入門書とも言うべき内容である。
不空金剛が759年に中国で訳出したとされる。ただし、原典があったかについては疑わしく、恐らく不空が自分の知っているインド占星術の知識を、弟子の史瑶や楊景風に口述筆記させた物と思われる。 一説には、下巻が史瑶による初訳本、上巻が楊景風による改定修注版であるともいい、実際、下巻の方がより元のインド占星術に近い内容である。
日本では空海がこの経をもたらし、曜日が知られるようになった。
◆宿曜道(すくようどう)http://bit.ly/wSnHQ5
平安時代、空海をはじめとする留学僧らにより、密教の一分野として 日本へもたらされた占星術の一種。密教占星術、宿曜占星術などともいう。
その内容は、インド占星術(ギリシャ由来の西洋占星術とインド古来の月占星術が習合し独自に発展したもの)、道教由来の天体神信仰、陰陽五行説等が習合した雑多なものである。 基本的に、北斗七星・九曜・十二宮・二十七宿または二十八宿などの天体の動きや七曜の曜日の巡りによってその直日を定め、それが凶であった場合は、その星の神々を祀る事によって運勢を好転させようとする。
所依の教典は、『宿曜経』・『梵天火羅九曜』・『七曜星辰別行法』などである。三九秘宿という独特の技法があり、これを簡略化したものが、一般に「宿曜占星術」として流布している。
密教では、造像・修法・灌頂などを行う際には吉日良辰を選ぶこととされており、一行の『大日経疏』では、吉日良辰の選定は阿闍梨の資質が問われる大切な作業とされていた。
◆陰陽五行思想=陰陽五行説 http://bit.ly/wxf1y4
陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう、おんみょうごぎょうしそう)とは、中国の春秋戦国時代ごろに発生した陰陽思想と五行思想が結び付いて生まれた思想のこと。陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)、陰陽五行論(いんようごぎょうろん)ともいう。
陰陽思想と五行思想との組み合わせによって、より複雑な事象の説明がなされるようになった。
◆三九秘宿(さんくのひしゅく) http://bit.ly/xw4Zbw
宿曜経に述べられ、宿曜道で用いられている占いの技法のひとつ。
まず、生まれた時に月がどの二十七宿にあったかによって、本命宿(その人物の守護星としての二十七宿)を決め、その位置関係によって、日の吉凶や他人との相性などを見るというもの。
西洋占星術におけるアスペクトに似た概念であるが、現代インド占星術ではほとんど廃れてしまい、宿曜道にのみ残る占いである。
◆ナクシャトラ(nakshatra)http://bit.ly/x3EEft
インド占星術ならびに天文学で使われる27もしくは28の星宿である。インド神話においてはダクシャの娘とされ、月神ソーマの妃とされる。中国に渡り二十七宿となり、さらに宿曜道と名を転じた。
◆二十七宿(にじゅうななしゅく)http://bit.ly/yQKtHl
星宿の分割法の一つである。江戸時代初期(1685年)に全廃された。月の見かけの通り道である白道を、27のエリアに等分割したものである。名称ももちろんこの数字に由来している。
発祥を完全に異にする二十八宿と区別するため、単に古法という場合がある。
◆白道 http://bit.ly/yQpBd9
1.白道(はくどう)とは、天球上における月の見かけの通り道(大円)のこと。本項で詳述。
2.白道(びゃくどう)は、二河白道(にがびゃくどう)の略。浄土宗などで、火の河(怒りを表す)と水の河(貪欲を表す)の間にある、極楽浄土に通じる白い道とされ、極楽往生を願う信心にたとえられる。一心太助が「一心如鏡、一心白道」の刺青をしていたとされることで知られる。
◯白道(天文学)
白道は、黄道(太陽の通り道)周辺8度の範囲におさまる。さらに二週間ごとに黄道を横切る軌道を描く。
白道は黄道に対して5度8分7秒傾いている。
なお、白道を27または28のエリアに分割したものを月宿という。
◯白道上にある主な天体
プレアデス星団
スピカ
◆二河白道(にがびゃくどう)http://bit.ly/yhqqi2
浄土教における極楽往生を願う信心の比喩。ニ河喩(にがひ)とも。善導が浄土教の信心を喩えたとされる。主に掛け軸に絵を描いて説法を行った。
絵では上段に阿弥陀仏と観音菩薩・勢至菩薩のニ菩薩が描かれ、中段から下には真っ直ぐの細く白い線が引かれている。 白い線の右側には水の河が逆巻き、左側には火の河が燃え盛っている様子が描かれている。
下段にはこちらの岸に立つ人物とそれを追いかける盗賊、獣の群れが描かれている。
下段の岸は現世、上段の岸は浄土のこと。 右の河は貪りや執着の心(欲に流されると表すことから水の河)を表し、左の河は怒りや憎しみ(憎しみは燃え上がると表すことから火の河)をそれぞれ表す。 盗賊や獣の群れも同じく欲を表す。
東岸からは釈迦の「逝け」という声がし、西岸からは阿弥陀仏の「来たれ」という声がする。 この喚び声に応じて人物は白い道を通り西岸に辿りつき極楽往生を果たすというもの。
◆浄土教(じょうどきょう)
阿弥陀仏の極楽浄土に往生し成仏することを説く教え。「浄土門」、「浄土思想」とも。
また「阿弥陀信仰」とは、阿弥陀仏を対象とする信仰をいう。「浄土信仰」とも。
学問的に仏教思想を扱う場合に、浄土信仰を仏教とは別の宗教とみなして「浄土教」という語を使う場合もある。
◯阿弥陀信仰について
日本では浄土教の流行にともない、それぞれの宗旨・宗派の教義を超越、包括した民間信仰的思想も「阿弥陀信仰」に含めることもある。
また阿弥陀仏は多くの仏教宗派で信仰され、「阿弥陀信仰」はひとつの経典に制限されない懐の広さを持つが、ともすれば偶像崇拝や、阿弥陀如来のみを尊び、他の仏を排する一神教的信仰思想に陥りやすい側面もある。
◯浄土について
「浄土」という語は中国での認識であるが、思想的にはインドの初期大乗仏教の「仏国土」がその原義であり、多くの仏についてそれぞれの浄土が説かれている。
しかし中国・日本においては、浄土教の流行にともない、浄土といえば一般に阿弥陀仏の「西方極楽浄土」をさす。
◆阿弥陀如来(あみだにょらい)http://bit.ly/AsoOXM
大乗仏教の如来の一つである。梵名は「アミターバ」(अमिताभAmitābha[amitaabha])、あるいは「アミターユス」 (अमितायुस्[amitaayus])といい、それを「阿弥陀」と音写する。
「阿弥陀仏」ともいい、また略して「弥陀仏」ともいう。
◆易者 とは - コトバンク http://bit.ly/yt8re9
◆易者身の上知らず とは - コトバンク http://bit.ly/zIMVeZ
◆えきしゃ【易者】の意味 - 国語辞書 - goo辞書 http://bit.ly/xxa9oA