庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

頑張れ!?共産党

2007-06-06 17:04:25 | Weblog
夏の参議院選挙が近づき、共産党は、自民党と民主党の二大政党化に危機感を強めているようである。共産党は、己の存在感を示すことができるのであろうか?
共産党お得意の「批判」は、自民党の批判はもちろんのこと、自民党の連立の相手である「公明党」批判は相変わらずであり「政教分離」問題を提起している。
また、同じ野党の「民主党」に対しても「自民党とかわらない国民いじめの政党だ」と他党批判の手を緩めていない・・・
私自身、共産党を「好きか、嫌いか」と問われたら「嫌い」と答えるであろう。しかし、二大政党が実現した場合、批判政党の存在は今後とも、必要なのではないだろうか。

社会保険庁問題と責任者

2007-06-06 14:43:13 | Weblog
年金時効撤廃法案が強行採決されたが、チョットおかしい・・・政府は、5000万件の「宙に浮いた年金」問題を解決するためと・・・しかし、この中で「救済」という言葉を多用しているが、救済という言葉を我々国民は認めてはいけない・・・救済ではなく、政府による保障措置ではないだろうか・・民間の生命保険会社の保険金未払い問題では、社長はお詫びをし、役員総退陣をしている。政府は救済の「名」のもとに「国民を助けてあげる・・・」という姿勢である。悪いのは、我々国民ではなく政府なのだから・・・
仮に、民間の金融機関が客からお預かりした貯金のデータを紛失した場合、お客に説明に責任があるだろうか?多分、金融庁は社長(頭取)の退陣を求め、100%金融機関の責任となるであろう。この年金の問題が発生して、社会保険庁長官からの国民に対しての説明がなされていないことは残念である・・・・

強行採決と安部自民党

2007-06-06 11:40:18 | Weblog
社会保険庁法案や国民投票法案など安部内閣の「強行採決」が続く。特に、社会保険庁法案の中での救済法案などは、たった4時間で強行採決してしまった。TBSの朝の番組で救済法案の強行採決に反対する民主党に対し「みの もんた」氏は、民主党を批判しているが、4時間の議論では我々国民に対し、説明責任は果たされていない・・・
強行採決ができるのは、郵政問題で「間違って」当選した、俗にいう小泉チルドレン(失礼とはおもうが・・)を含む「数」の論理である。国民は、この小泉チルドレンたちに「郵政問題」以外の法案に対して、委任した覚えはない・・・早く、解散して、まともな「国会議員」による国会運営を望みたい・・・少なくとも80名を超える小泉チルドレンには、衆院解散時には再び当選をして欲しくないものである・・・・

松岡氏の自殺と今後の原因究明について

2007-06-06 09:19:49 | Weblog
松岡利勝前農林水産大臣の自殺に関する国会議員や有識者の発言を聞いていると、まさに日本人的発言が多く、松岡氏の自殺の根本原因が不明確になってきているように思える。
日本人的発想に「死者に鞭打つ」ことを嫌う習慣があるようだ・・・(ちなみに、私自身、日本人的発想のかたまりであるが・・)
国会議員や有識者の皆さんは、「松岡氏に哀悼・・・云々・・」しかし、その後の松岡氏の業績を称え、最後には「松岡氏は、実は優秀な、いい人だった・・云々」で終わる。松岡氏が生きていれば、多分、報道は批判、批判のオンパレードであっただろう。報道機関も国会議員、有識者の皆さんも、松岡氏が何故、自殺したのか?どんな悪事をはたらいていたのか?真実を検証して欲しいものだ・・
そして、松岡氏の自殺を過去のものにしようとする政府・自民党の考え方についても許すことはできない。

社会保険庁・松岡氏自殺と自民党

2007-06-06 06:31:24 | Weblog
昨晩、居酒屋である自民党代議士とお会いした・・代議士との会話は以下の通り・・・
(わたし)自民党も大変だね。いままで、いい加減なことをやってきたから。社会保険庁の問題や松岡大臣の問題で・・・
(代議士)あなたに心配されるほど自民党はヤワじゃあありませんよ・・
(わたし)でも、「宙に浮いた年金」問題は、民主党が前から言ってたじゃないの?
(代議士)確かに、執行部の責任だよ!執行部は年金問題がそれほど問題になるとは思っていなかったからネ
(わたし)いまの自民党には「庶民感覚」が無いのでは・・・
(代議士)確かに、でも、ある意味、自民党は、あなたの大好きな民主党に感謝していると思うよ。特に長妻議員に・・・
(わたし)なぜ
(代議士)年金問題にしても、松岡さんの自殺にしても、国会会期末の6月中下旬なら、参議院議員選挙で大幅な支持率低下、自民党敗北となっただろうが、今なら、自民党にとって被害は少ないと思うよ・・・
とのこと・・・どうやら自民党は社会保険庁問題や松岡氏の自殺に伴う「政治と金」の問題解決よりも自民党の議席数=政権維持に関心があるらしい・・・

中川秀直幹事長の詭弁

2007-06-05 11:50:43 | Weblog
自民党の中川幹事長は、6月3日、富山市内の講演で公務員法改正案について、「安部総理の意思は固い」と延べ「民主党が法案を葬るなら、官公労(公務員で作る労働組合)のための党だと国民に示すものだ」と民主党をけん制した。
(でも、民主党が労働組合のための政党なら、自民党は「経団連」のための党だと思うのだが・・)
ここで、中川幹事長の「詭弁」「論点のすり替え」を指摘したい。そもそも、民主党が公務員改革法案、特に「天下り規制」について反対しているのは、ザル法だからである。公務員による天下りの「斡旋」を禁止しているが、先方からの強い要請なら、今までの2年間原則禁止が廃止され、天下りは今まで以上にやり易くなる。この法案に対して、自民党の官僚出身の議員も反対していたが、天下り可能となった現在賛成に回るであろう・・・
また、私自身、経済関係の仕事をしていると「労働組合」の幹部の皆さんともお付き合いがあり、公務員組合の皆さんに聞くと、安部総理や中川幹事長は「公務員パッシンング」を盛んに行なっているが、公務員の最大の問題点は「キャリア制度」であり、キャリア制度廃止が重要だと指摘している。
退職し、関連の団体へ天下りし数年間で数億円の退職金が支払われるのは高級官僚であって、労働組合の組合員方々には、美味しい話は無いと言っていた。高級官僚の保護と高級官僚出身の議員を守るために・・・・
労働組合批判は幹事長の「詭弁」「論点のすり替え」にすぎないように思えるのが・・・

5000万件を1年で・・・

2007-06-05 09:44:07 | Weblog
安部総理も柳沢厚生労働大臣も5000万件にも及ぶ、俗に言う「宙に浮いた年金」についての調査を1年間で完了すると明言している。
果たして、1年間での調査は可能だろうか?TBSのみのもんた氏の番組で、社会保険庁が1年間24時間の調査(5000万件÷365日÷24時間)しても1時間あたり、5700人分の調査が必要だ!と叫んでいたが、(お節介と思うが)実際には、週休2日で正月も夏休みも無く働いて261日勤務、法律を考慮して1日8時間プラス2時間の残業(これ以上の仕事は、過労死の適用になるので・・・)した場合・・5000万件÷261日勤務÷10時間勤務で1時間あたり19157件の調査・処理が必要である。社会保険庁の職員数は知らないが、全員が調査にあたるわけではない。国民からの相談業務や保険料の徴収業務など・・・1日
19000件の調査・処理は不可能ではないだろうか・・安部総理、柳沢大臣、夏の選挙目当てとはいうものの、1年間で終了しますと明言せずに「何年かかっても調査します」と発言した方が誠意がありますよ・・・・・・

安部総理には退陣してほしい

2007-06-05 07:01:57 | Weblog
最近の安部総理を見ていると、総理としてのリーダーシップを取ろうとして、かなりの無理をしているように思えてくる。しかし、まだまだ若い!お坊ちゃまである・・・小泉前総理に比べて、人を騙したり、人を踏み台にして自分の権力を誇示するような政治家ではない・・・・と思うのだが・・残念なのか、ほほえましいのか、アホなのか?
しかし、海千山千の宝庫、自民党である。このままでは、安部総理は、利用されるだけ、利用され、潰されてしまう。
安部総理には、夏の参議院議員選挙が終わったら、勝利したとしても、敗北しても「退陣」してほしい・・・まだまだ若い・・・再び、総理になる可能性が高いのだから修行して、参院の青木氏や片山氏、衆院の中川氏、森氏など海千山千の自民党議員に負けない「男」になってからでも遅くない・・・汚れないうちに退陣してほしい・・・・
お坊ちゃま頑張れ!余談だが、年を重ねると「安部総理」さえ子供に思えてくる。俗に言う「バカな子ほど可愛い」・・・(ごめんなさい)

公務員制度改革

2007-06-05 05:25:19 | Weblog
安部内閣の最大の課題は、問題になっている「公務員制度改革」である。安部内閣は何としても公務員制度改革を実施したいと考えているらしいが、そもそも、公務員制度改革の目的は「不純」な動機から発生している。夏の参議院議員選挙に向けて、民主党の最大の応援団である労働組合の「連合つぶし」が目的であった。自民党中川幹事長は「社会保険庁の問題も労働組合が悪い」と発言し、民主党と労働組合・連合つぶしに躍起になっていたが、労働組合の問題よりも、高級官僚の「天下り」問題が指摘されるようになり、天下り規制を取上げる必要に迫られたが、自民党内(民主党にもいるが・・)の官僚出身の抵抗勢力(小泉氏の真似をしているのではないが・・)により、天下りは完全な「骨抜き」にされるであろう・・・最近の安部総理を見ていると、総てが「裏目、裏目」にでているように思える。安部総理の運の無さなのか、安部総理の本当の「実力」なのか・・・

参院選目当ての嘘

2007-06-04 16:03:01 | Weblog
年金の掛け金が誰の者か変わらない・・「宙に浮いた年金」5000万件について、自民党は、安部総理の指示で調査を1年以内に終わらせると明言している。これに関わる「人」「金」についても、社会保険庁でやり繰りするとのこと・・・
本当だろうか?民間の保険会社でも数万件の保険の調査でも数箇月間を要し、費用も数十億円と聞く・・・5000万件にも及ぶ調査が1年以内に終るとは思えないし、社会保険庁の職員だけで調査が終了するとは思えない。政府・自民党は、この調査について「具体案」をまったく出していないのである・・・ただ、ただ意気込みだけである。
自民党の本音を言えば「早くても数年、遅ければ10年以上時間がかかる」と思っているのであろう・・・とりあえず、夏の参議院議員選挙を乗り越える為に、「嘘」をついておこう・・・そんな感じがする・・・・