庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

狂った国会運営

2007-06-30 09:01:25 | Weblog
長い出張から帰り、書斎(?)の机には新聞が積み重なっている。新聞記事を読み進むと国会は、出張前に予想した通りの流れに残念ながらなっている。そして、昨日の国会では「公務員改革法案」「社会保険庁改革法案」「年金改革法案」などの重要法案がまともな審議も無く、数の理論で強行採決されてしまった。公務員改革法案の通過で一番喜んだのは、法案を通過させたかった安部総理ではなく、高級官僚たちであろう。この法案の施行によって公務員の「天下り」は自由化され、まさに公務員天国になるであろう。何故、天下りがこの法案成立により自由になったか?については以前、ブログに書かせてもらったが・・・また、社会保険庁問題を含む「年金問題」も誰も責任を取ることなく、総てが終わろうとしている。前回の年金改革では、100年安心の年金と公明党は発言していたが、今回の改革で公明党は千年安心と言うのだろうか?年金問題の根本を変えない年金については我々庶民には「明日から不安」の年金となるであろう。この改革にYESかNOを出すのは7月29日である。我々庶民は間違いの無い選択をしたい。