庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

自民党の「菅直人」批判

2007-06-09 12:59:14 | Weblog
自民党は年金記録不備問題で、国民の批判をかわすために「基礎年金番号制度を制度設計した時の厚生大臣は、民主党の菅直人代表代行であったと」菅氏の責任追及をしたビラを12万枚配布したようである(残念ながら、わたしのもとには「ビラ」がないが・・確かに、菅直人氏が厚生大臣当時、制度設計をしたが、小泉純一郎氏が厚生大臣の時、年金番号の照合作業が始まったのだが・・・)。まさに、自民党のお得意の「責任転嫁」の象徴である。多分、仕掛け人は中川秀直幹事長(もちろん、自民党で一番性格の良い(??????)、片山さつき氏も絡んでいるだろうが・・・)であろう。
自民党は「菅直人」氏を批判して、年金問題が解決すると思っているのだろうか?最近の自民党(森政権以降かな?)は、責任転嫁が得意のようであり、昔の自民党のような政治家がいないように思える。中川幹事長をはじめとする今の自民党の「先生方」は政治家ではなく「政治屋」になったように思えてくる・・・いろいろな内外(まともな自民党議員)からの「批判」を浴びて中止したようだが・・・
夏の参議院議員選挙での自民党の「焦り」もある程度、理解できるが、もう少し「上品」であって欲しいものである。

安部総理の気になる発言

2007-06-09 08:54:08 | Weblog
松岡前農林水産大臣の自殺報道から現在まで、気になっていることがある。松岡氏の自殺から数時間後の安部内閣総理大臣の発言である。マスコミは松岡氏と緑資源機構の捜査との関連を追及したところ、安部総理は「松岡大臣の名誉のためにいっておきますが、捜査対象にはなっていなかった」と松岡氏と緑資源機構との関係を否定していた。
問題は、日本国内閣総理大臣が個別の捜査事案について発言したことであり、政治権力の捜査介入である。これが事実なら、政治権力の介入により、緑資源機構の捜査もウヤムヤになる可能性がある・・・自民党の「勝つためなら、何でもアリ!」かな?

日本の将来ビジョン

2007-06-09 05:18:37 | Weblog
小泉政権から安部政権のこの6年間で「日本」はどのように変わったのだろうか?小泉政権では「改革だ!改革だ!」と大騒ぎし、安部政権では「美しい国、日本」と叫んでいるが、この6年間でメリットを受けた人たちは、「政治家」「高級官僚」「一部の経営者」たちだけである。
両政権ともに、明確な、日本の将来ビジョンが示されていないように思える。アメリカ型の社会にするのか?ヨーロッパ型の社会にするのか?独自の日本型社会にするのか?まったく見えてこない・・・
両政権では、アメリカ型を目指しているように思えるが、完全な自由社会・競争社会ではない。政治家と官僚の利権の温床である「規制」については、以前よりも強化されている。
小泉政権時代、改革、改革と叫んで「特殊法人」などを解体したが、結果は「独立法人」などと変貌して生き残っている。
独自の日本型社会の実現は可能か?世界でも類をみない「年金制度」は、デタラメな運営により5000万件+1430万件にも及ぶ宙に浮いた年金。国民の納めた年金をグリーピアなど無駄な施設を作り、二束三文で売却している。
一日でも早く、新しい「政党」「リーダー」の下で「日本の再生」を図ってほしいものである・・・・・