庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

新農林水産大臣・赤城徳彦

2007-06-06 18:47:03 | Weblog
松岡利勝前農林水産大臣の死去に伴い、新しく農林水産大臣に就任した「赤城徳彦」氏を紹介しよう・・・
赤城徳彦氏は、茨城県出身、東大卒、農林省出身の当選6回の超のつく自民党の「プリンス」「エリート」である。そして、御祖父さんは「赤城宗徳」元防衛庁長官である。
安部総理との共通点は、2世議員であり、お二人ともに「お坊ちゃま」である。さすがに東大出のエリートである。いま、問題になっている「緑資源機構」の関連団体から政治資金パーティー券を購入してもらい、記者からの質問に「知らない」と答弁。
安部総理、小泉前総理、そして赤城農水大臣・・・2世議員が他にもたくさん・・・やはり議員は「美味しい」職業なのか?我々、庶民には分からない・・・

頑張れ!?共産党

2007-06-06 17:04:25 | Weblog
夏の参議院選挙が近づき、共産党は、自民党と民主党の二大政党化に危機感を強めているようである。共産党は、己の存在感を示すことができるのであろうか?
共産党お得意の「批判」は、自民党の批判はもちろんのこと、自民党の連立の相手である「公明党」批判は相変わらずであり「政教分離」問題を提起している。
また、同じ野党の「民主党」に対しても「自民党とかわらない国民いじめの政党だ」と他党批判の手を緩めていない・・・
私自身、共産党を「好きか、嫌いか」と問われたら「嫌い」と答えるであろう。しかし、二大政党が実現した場合、批判政党の存在は今後とも、必要なのではないだろうか。

社会保険庁問題と責任者

2007-06-06 14:43:13 | Weblog
年金時効撤廃法案が強行採決されたが、チョットおかしい・・・政府は、5000万件の「宙に浮いた年金」問題を解決するためと・・・しかし、この中で「救済」という言葉を多用しているが、救済という言葉を我々国民は認めてはいけない・・・救済ではなく、政府による保障措置ではないだろうか・・民間の生命保険会社の保険金未払い問題では、社長はお詫びをし、役員総退陣をしている。政府は救済の「名」のもとに「国民を助けてあげる・・・」という姿勢である。悪いのは、我々国民ではなく政府なのだから・・・
仮に、民間の金融機関が客からお預かりした貯金のデータを紛失した場合、お客に説明に責任があるだろうか?多分、金融庁は社長(頭取)の退陣を求め、100%金融機関の責任となるであろう。この年金の問題が発生して、社会保険庁長官からの国民に対しての説明がなされていないことは残念である・・・・

強行採決と安部自民党

2007-06-06 11:40:18 | Weblog
社会保険庁法案や国民投票法案など安部内閣の「強行採決」が続く。特に、社会保険庁法案の中での救済法案などは、たった4時間で強行採決してしまった。TBSの朝の番組で救済法案の強行採決に反対する民主党に対し「みの もんた」氏は、民主党を批判しているが、4時間の議論では我々国民に対し、説明責任は果たされていない・・・
強行採決ができるのは、郵政問題で「間違って」当選した、俗にいう小泉チルドレン(失礼とはおもうが・・)を含む「数」の論理である。国民は、この小泉チルドレンたちに「郵政問題」以外の法案に対して、委任した覚えはない・・・早く、解散して、まともな「国会議員」による国会運営を望みたい・・・少なくとも80名を超える小泉チルドレンには、衆院解散時には再び当選をして欲しくないものである・・・・

松岡氏の自殺と今後の原因究明について

2007-06-06 09:19:49 | Weblog
松岡利勝前農林水産大臣の自殺に関する国会議員や有識者の発言を聞いていると、まさに日本人的発言が多く、松岡氏の自殺の根本原因が不明確になってきているように思える。
日本人的発想に「死者に鞭打つ」ことを嫌う習慣があるようだ・・・(ちなみに、私自身、日本人的発想のかたまりであるが・・)
国会議員や有識者の皆さんは、「松岡氏に哀悼・・・云々・・」しかし、その後の松岡氏の業績を称え、最後には「松岡氏は、実は優秀な、いい人だった・・云々」で終わる。松岡氏が生きていれば、多分、報道は批判、批判のオンパレードであっただろう。報道機関も国会議員、有識者の皆さんも、松岡氏が何故、自殺したのか?どんな悪事をはたらいていたのか?真実を検証して欲しいものだ・・
そして、松岡氏の自殺を過去のものにしようとする政府・自民党の考え方についても許すことはできない。

社会保険庁・松岡氏自殺と自民党

2007-06-06 06:31:24 | Weblog
昨晩、居酒屋である自民党代議士とお会いした・・代議士との会話は以下の通り・・・
(わたし)自民党も大変だね。いままで、いい加減なことをやってきたから。社会保険庁の問題や松岡大臣の問題で・・・
(代議士)あなたに心配されるほど自民党はヤワじゃあありませんよ・・
(わたし)でも、「宙に浮いた年金」問題は、民主党が前から言ってたじゃないの?
(代議士)確かに、執行部の責任だよ!執行部は年金問題がそれほど問題になるとは思っていなかったからネ
(わたし)いまの自民党には「庶民感覚」が無いのでは・・・
(代議士)確かに、でも、ある意味、自民党は、あなたの大好きな民主党に感謝していると思うよ。特に長妻議員に・・・
(わたし)なぜ
(代議士)年金問題にしても、松岡さんの自殺にしても、国会会期末の6月中下旬なら、参議院議員選挙で大幅な支持率低下、自民党敗北となっただろうが、今なら、自民党にとって被害は少ないと思うよ・・・
とのこと・・・どうやら自民党は社会保険庁問題や松岡氏の自殺に伴う「政治と金」の問題解決よりも自民党の議席数=政権維持に関心があるらしい・・・