![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/40/c377183c83f3d691f4b2a0e940a5a9d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
ある系で当事者同士が相対的であるということは相手を観察し、同じ光景を目にし、同じ表現をするということです。このためどちらが動いたなどと決まらないのです。車の正面衝突なども地面も含め周りが全く見えないと仮定すると双方とも「自分はじっとしていたのに相手がぶつかってきた」という共通の言葉を発します。加速度系も同じです。図をご覧下さい。宇宙に浮いているロケットAが加速開始して、リンゴに床がぶつかります。一方この光景は地球重力場Bでも全く同じで区別がつきません。このためCのようにロケットもリンゴも「自分はじっとしていたのに相手の方からぶつかってきた」とする共通の言葉を吐くのです。かくして「加速系と言えども相対的である」と言うことになりました。どちらが動いたかは解からないのです。重力場のベ-ルに隠されてしまいました。