原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

おさらい

2007-03-16 22:45:18 | 自然科学
 一般相対性のおさらい
加速度系では光の進路が曲がってみえます。また重力場でじっと動かない人も、やはり光の進路が重力により曲げられているのを観測します。これでは加速度系といっても本当に加速度運動していると言えるのでしょうか。この場を丸くおさめるには「誰が動いたのか決められない」とするしかないようです。これは「皆が同じ」ということにつながります。加速度系は全ての系の代表選手なので「全ての系は運動しているかどうか決まらない」ことになります。一般相対性はこうして確認されたのです。この結果「水星の近日点の移動」をはじめとするそれまでの物理学では説明の出来なかった自然現象に一般相対性理論が決着をつけたのです。一般相対論の成果を応用した身近な器械がカ-ナビです。人工衛星の時間の進み方を一般相対性理論で計算し、地上での時間の進み方に合わせた電波を送り距離の表示誤差をなくしているのです。

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