原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

終盤戦の相対論

2007-04-16 00:17:57 | 自然科学
 この1歩で貴方の勝ち
一般相対論を征服する最後の詰めです。それは重力場と加速系は区別できないという事実の確認です。実際電車の発進時に見られる光景が重力場で観測されるのです。全ての物体がわけへだてなく公平に同一の加速度をもらうのです。図をご覧ください。地球の重力の加速度は9.8m毎秒毎秒です。大気の抵抗がないとすると全ての物は落下1秒後は速度は9.8m毎秒になります。この状態で加速すると36秒後には音速を突破することになり、時速300キロの新幹線の速度になるにはたった9秒です。これほど地球の重力の加速度はものすごいのです。すみません、少し脱線しました。一方地球の重力の影響を無視できる十分遠いところにロケットがあり9.8m毎秒毎秒で加速しています。この中の人は実は地球上と同じ光景をまのあたりにするので、自分が地上にいるのかロケットで加速中なのかきめられないのです。ロケットの中では自分の体はもちろん全ての物が地上と同じ重力を感じるのです。この結果どれが本当の加速系なのか決められないことになります。
こうして加速系もその絶対性を失うことになるのです。このことから加速系も相対的存在であることになり「一般相対性」が足場を決めるのです。

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