瞬時を捉えて相対論

短すぎる電車の加速可能時間
加速を続けることは極めて大変なことです。地上で「重力と同じ加速度」を水平に走る電車で作り出そうとすると、速度を次々と上げて行かなければなりません。８秒後には時速３００キロの新幹線と同じ速さになっていないと重力と同じ強さになりません。こんな強力な加速装置は人間ではできません。しかも重力場のほうはなんの装置もなくていつまでも続けることができます。ただ人間の頭の中では夢の加速装置が作れます。このため一般相対論が見つかったのです。