一般相対性と等価原理はマンホールの穴と蓋のような関係です。蓋が外れていては邪魔で、また道理にも穴があり危険です。ところが真ん丸い穴と真ん丸い蓋がちょうど整合し、蓋も邪魔にならず、また穴もふさがり、安全になります。等価原理がマンホールの蓋です。相対論の本では、ベクトルやテンソルの式が羅列してあり、うんざりしますが、何のことはない、このように等価原理により一般相対性が確立されたら、その要求を満たす数学がテンソル構造であるというだけのことです。そして運動量やエネルギーをテンソルで表現するとあのように偏微分の式になるのだと考えればよいのです。なにはともあれ一般相対論では何のことをどう云っているのかをつかめばしめたものです。