「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆元気ならば良しだ◆   3834

2017-11-20 14:27:55 | 日記

あ、安造さん、頑張っているね、ここの耕地は日当たりが良く、凍ることはなさそうだし、土質も違う、野菜には適地でないかね、ハハハハ。花木苑は冬は半日陰で凍るから白菜や大根などは作れないわ。大根を干して漬け物の準備ができるね。婆さんは退院をして、今日は共済金請求の入院証明書を貰いに病院までだ。茂治さんや輝夫さんは元気だよ、仕事で家の前をしばしば通り、時には立ち寄ってね』

や、翁さん、こんちわ。いやあ、テレビで見たが天皇、皇后が九州の島々を、3日で3千キロを移動をしたそうだが、これで全都道府県の2周目を終えたそうで、何とも元気だわ、あやかりたいね。俺はもう電車に乗る元気もなくなったからな、ハハハハ。翁さんはゴルフをやっているそうで、行けば山坂を6~7キロ歩くそうだから、体力勝負だろう。死ぬまでゴルフかね?、その元気なら大丈夫そうだよ、ファハハハ』

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やあ、“空っ茶会”が10年以上も続くが、ご同輩に病人も物故者もなく、半数は現役で元気者だわ。病院や介護施設は困るだろう、ギャハハハ。元気の源は日本食、お袋の味を確りと受け継いだお婆様の功績だろうよ。・・・・天皇も国民の象徴としての責任を果たそうと高齢を押して全国を、皇后を気遣う姿は心が温まるわ。今の皇太子がその心をどこまで受け継がれるかだがな、ハハハハ』

の家も今は夫婦二人、朝飯はご飯に味噌汁、卵に納豆、焼き魚、梅干しの和食の定番、夜はこの時期はおでんや鍋物、手打ちうどんが殆ど、翁さんもかね?、ハハハハ。昨日の昼には婆さんの従姉妹から秋蕎麦の粉を貰い、これから昼に婆さんが打つそうで。・・・・この辺りも紅葉が見頃になって、遠くまで出かけなくても雰囲気は楽しめるわ。奧さんが入院をしたのは知らなかったが、元気になって良かったな』

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あとがき==ユネスコ無形文化遺産にも登録された『和食』、一汁三菜のバランス食が見直されて、ガハハハ==放念の翁