「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆穏やかに時を刻み◆   3826

2017-11-12 15:16:41 | 日記

んちわ、百合さん、サト芋を掘った跡地の整理だね。朝が大分冷えてきて、この後は漬け物が忙しくなるね、ええ、今年は漬け物は白菜だけで、大根は漬けない?、俺は歯が悪くなって沢庵をパリパリと噛めないわ、ハハハハ。婆さんが飽きるから、話し相手に病院まで行ってくるわ、今日で30日、今月中に退院ができるかも。この間頂戴した芋煮は美味しかったわ、鉄鍋に薪で焚いた料理は味が違うよ』

ら、翁さん。冷たくなってきて、そろそろ霜が降りますかね、夏よりは我慢が出来そうですが、でも寒さも嫌ですね、ホホホホ。昨夜は囲碁の学習会でお世話になりました、少しばかり定石が分かってきまして、そろそろ実力差が出てきましたね、頑張りませんと。・・・・どんなに高価な炊飯器でも、薪で焚いたご飯は美味しいですし、お料理も。出来る事なら囲炉裏があると、冬は体が暖まりますし、家族団らんも』

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は10年前から囲炉裏付きの一間のログハウスを間伐材で作ろうと思っていたのだが、運搬と製材が高くて出来そうもないが、欲しいのよ、ハハハハ。食文化、まだまだ地方の鄙の宿では炉端で食事を食べさせてくれて、お膳には手作りの漬け物、山菜など
気取らない料理が、食べに行きたいわ。そんな宿に姥桜会で旅をしたらどうかな?、1泊で行けるところもあちこちにあるからね、ハハハハ』

の高校時代のお友達の家が、築100年を超える養蚕農家住宅でして、いろいろと不便さはあるようですが、今では貴重になりましたよ、ホホホホ。これから奥さまの所ですね、毎日だそうですが大変ですね。気が向いたらお夕飯を食べに来ませんか?、ご馳走はありませんが、ついでにおとうちゃんと一緒に囲碁も教えていただければ、ホホホホ。ならば、お買い物を頼んでも良いでしょうか?』

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あとがき==季節に上手に付き合って、旬を大事にする生活文化の暮らし、穏やかにだな、ガハハハ==放念の翁