「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆錆びた鉄で生きる◆   3831

2017-11-17 16:24:43 | 日記

う、翁さん、婆さんと一緒にブログを見させて貰ったが、奧さんの退院に婆さんが感動をしていたよ。奧さんは繰り返す入院に病と向き合い、それをサポートをする翁さんの根性は生やさしいことではないわ、ハハハハ。奧さんの病気の遠因は、翁さんの遠距離通勤だと、そしてしばしば終電での帰宅だったそうだが、それは結果の話で、誰もが走り出した人生を引き返すわけにはいかない、悔やむことではなかろうよ』

んちわ、茂さん、婆さんが寝ているので買い物をしてこようと思って。その間は初子さんが掃除をしながら見守りに、ハハハハ。いやいや、夫婦なら当たり前のことをしているだけ、入院中、こちらは病院で若い看護師と会話を楽しめ、時に婆さんが一緒では食べられない外食も、ただ気負いだけで毎日は続かないわ。・・・・50歳前からこの地に戻り、往復5時間の遠距離通勤はお互いに疲れた、限界に挑戦したわ、ハハハハ』

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れも乗り継ぎが3回だし、深夜のホテル泊まりが30日以上、良く続いたと思うな。その間にトヨタカムリを5台乗り潰したと言っていたね、生活費も大変だわ、ハハハハ。多忙の合間に奧さんと遠乗りも、300湯を超える温泉巡りをしたそうで、バイタリティがあるわ。・・・・言ってはだが、奧さんの病気で夫婦の絆が強まったとも思うがな。世の中は熟年離婚が増えているそうで、お互いの我が儘の張り合いだろうが』

あ世の中は他人様に支えられて生きている、そこに生きるには無意識に自我意識をコントロールをして摩擦を抑えているのよ、夫婦も当然だろうね、良き夫婦とはお互いが我が儘を抑えることだろうな、ハハハハ。思わぬ事から人生談義になったが、夫、妻から家庭人の父、母に、子離れして夫、妻に立ち戻る、その切替さえ出来れば、朕󠄁惟フニ「夫婦相和シ」、「博󠄁愛衆ニ及󠄁ホシ」ながら暮らせるわ、ギャハハハ』

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あとがき
==残された人生は僅か、だからこそ夫、妻を演じながら日々を過ごすのさ、ガハハハ==放念の翁