「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆ 凹んでいられない ◆   3829

2017-11-15 15:54:50 | 日記

う、お帰り翁さん、何か一雨ごとに寒くなってくるそうだが、初霜があったから冷たくなるよ、ハハハハ。今日も買い物をしながら病院かね?、あれれ、奧さんが乗っているね、退院だな。「奧さん暫くです、お元気になって良かったです。でもね、寒いから体を大事にして、美味しいものも食べて。不自由なことがあったら、婆さんに連絡して貰えば」・・・・今夜から仲良く寝られるね、ファハハハ』

あ、茂さん、庭仕事かね、皆さんが表で見当たらなくなってきて、冷たくなって巣ごもりを始めたかな、ギャハハハ。まあ、順調な回復で、一昨日突然に医師から、< いつでも帰って良いから >だわ。こっちが心の準備がないから慌てたよ。この時期で体調の管理が大変だが、婆さんは早く帰りたいだろうから連れ出してきたわ、ファハハハ。何かあったら奧さんにも応援をして貰うからよろしく』

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然だったようだが、今日は “大安” だよ、お日柄もよろしくだ、ハハハハ。しかしな翁さんも頑張るわ。先日一人者の大学時代の友人に会いに「サービス付き高齢者向け住宅」に行ったが、殆どが俺より若い年寄りで、お茶を飲んだり、チェスやトランプをして遊んでいて。事情はあるのだろうが、俺は歓迎をしないわ。・・・・長っ話も何だから帰った方がいいわ、奧さんの元気な様子は、姥桜会の皆さんに話しておくから』

生いろいろだが、まあこうして二人で家で暮らせるのはありがたいことで、神様に感謝だわ、ハハハハ。今年もあちこちの畑を徘徊して、人参や大根、白菜やほうれん草などの冬物野菜を失敬をして足しにするわ。ええ、餅を搗いた?、いや俺は食いたいが婆さんがまだ無理で我慢をするよ。野菜の煮物を作ったら奧さんに届けて貰って。さてと、戻って二人の暮らしを始めるわ、ファハハハ』

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あとがき==今回の入院は41日、長いような短いような、年末年始も気張らずに過ごすわ、ガハハハ==放念の翁