ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

晩夏~キツネノカミソリ~

2019-09-06 | 植物

9月もすでに1週間…初秋の気配も感じられますが、8月末の晩夏の記録です。地元の「出早神社」の境内に咲く「キツネノカミソリ」を見てきました。この「出早神社」は春には「カタクリ」の群生で、秋には紅葉で賑わいます。普段は訪れる人もごくわずかな静かな場所ですが…

「キツネノカミソリ」はそのユニークな名前…「狐の剃刀」の所以は花色が狐の色、葉が剃刀のように細くとがっているからだそうです。ヒガンバナ科の植物ですが、彼岸花より先に晩夏に咲きます。葉は春に出て夏には消え、ヒガンバナのように茎を伸ばしてその先に花を付けます。

 

 

 

この出早神社の境内にはこの「キツネノカミソリ」が群生しています。この日は群生の花々は少し末でしたが、見事な群生が見られました。

 

 

 

「キツネノカミソリ」以外にも「ミズヒキ」の群生や「ツリフネソウ」や「シデシャジン」が咲いていました。

 

 

 

「キツネノカミソリ」の所にクロアゲハが来ていました。なかなかうまく撮れませんでしたが、証拠写真です。

 

 

 

 

9月に入って実家の山へ行って来ました。今年も何回か行った山仕事…今回が最終です。今年の秋、実りがあるといいのですが…

 

 

こんな清楚な花に出会いました。

 

 

紅葉している葉も…きれいに色付いていました。

 

そして色鮮やかなキノコ…「ナギナタタケ」のようです。毒キノコではないけれど食用には向かないそうです。

 

用事があって出かけた松本で見かけた植物とチョウ…「ナナカマド」の実が色付いていました。

 

 

 

なごりの「ツユクサ(蛍草!)」にシジミチョウ…「ヤマトシジミ」でしょうか。

 

草むらにもいました!じっとしていてくれたのでアップの写真も撮れました…「ミヤマシジミ」でしょうか。

 

  

 

 

 

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10 コメント

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キツネノカミソリ!! (take)
2019-09-06 06:51:01


「キツネノカミソリ」
こんなに群生しているところがあるのですね。
ノカンゾウを見ては「キツネノカミソリ」も見てみたい、と思っている花です。
私のウォッチング範囲では その「ノカンゾウ」も少なく だいたいヤブカンゾウなのですが・・。

いよいよ 夏も終わり秋を感じさせる花になってきたのですね。
「ミズヒキ」「ツリフネソウ」「シデシャジン」・・

そして ご実家での「清楚な花」
これは たぶん「クサボタン」
花が開けば・・あ、いけない花ではなく「がく」が開けば クルンと巻く。
・・実は 先ほど「クサボタン」の名前が思い出せずに 自分のブログ内検索に「ハイドン」と入れてみました。
私はあの花を初めて見た時に 学校の音楽室に飾られた「ハイドン(のかつら)」をイメージしたのです。
URLに「ハイドンを含む記事」を入れてみました。
ざざーっと流し読みしてみてくださいな。
クサボタン。ミズヒキ、などなど 9月の旬な花々が写っています。
タッジーマッジーさんが出会う花々と同じようです。「お山の家」・・長野県に近いです。

そうそう先日コメントに書いた「毛深いツユクサ」もこの中にありました。
「山梨のツユクサは毛深いのですね、珍しい」と言われたものです(当時、野の花のしりとり掲示板に参加していて 「ツ」、ツユクサ」をアップしていた時のことです。今はもうその掲示板はありませんが・・)

チョウはチョウ屋さんにおまかせして 送信します!
返信する
キツネノカミソリ等 (自然を尋ねる人)
2019-09-06 18:13:11
彼岸花の花いろ数日本一を目指した活動をしています。
キツネノカミソリのピンク色に魅せられました。
当方ただいま12色咲きました。
ミズヒキ草、上から見ると赤色、下から見ると白色だからミズヒキの名がついたとか。
返信する
takeさんへ (タッジーマッジー)
2019-09-06 23:01:44
こんばんは。
キツネノカミソリの群生はみごとです。
時季がちょっと遅かったですが、たくさん咲いていました。
実はこの群生…見るのは初めて!
夏休み期間は何かと忙しくて、毎年見逃してしまっていました。
そちらではあまり見かけないのですね。
そういえば牛伏川でも見かけません…

「クサボタン」…教えていただいて感謝です。
そしてtakeさんのブログに飛んで、しっかり見せていただきました。
確かにハイドンの髪のようなイメージです!
想像力豊かなtakeさんならではの記憶ですね。
そうそう、毛深いツユクサも見てきました!
先日私が見たのと同じような毛深さ…
これも何故?と不思議です…
山梨に多いのは何か理由があるのでしょうか。

それにしてもブログで見せていただいた植物…
まるでこの時期の牛伏川の植物です!
先日牛伏川で確認してきたものばかりでビックリしました。
またこちらに載せますので見て下さい…

「ミズヒキ」「ツリフネソウ」「シデシャジン」はもう秋の花ですね。
日中は暑いですが、朝晩の涼しさと虫の声に秋の訪れを感じます…
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自然を尋ねる人さんへ (タッジーマッジー)
2019-09-06 23:18:21
こんばんは。
そちらではいよいよ「ヒガンバナ」に時期…
そしてもう12色も咲いたのですね。
これから次々に咲いて…色とりどりのヒガンバナが楽しめることでしょう。
そしてその裏には…皆さまがたのの活動があればこそと思います。

キツネノカミソリは同じヒガンバナ科の植物…
色は写真では紛らわしいですが、オレンジ色から朱に近い色合いです。

ミズヒキ…紅白の水引の様!
この話は私も聞きました。
以前は包装もなく、贈り物にこの花を添えたとか…
素敵なエピソードの花ですね。
返信する
皆さん、撮影が凄いわ (くちかずこ)
2019-09-07 22:06:05
よく撮れていますねえ。
特に蝶。
蝶って、動くし、チャンスは短いのに。
キツネノカミソリ、去年も紹介して貰ったかしら?
ミズヒキね、くちこ庭にもあったのだけど、絶えてしまったわ。

サメ山の椎茸が楽しみな季節になりました。
返信する
くちかずこさんへ (タッジーマッジー)
2019-09-08 01:52:04
こんばんは。
蝶の写真は本当に難しいです。
とにかくじっとしていてくれないので…
今回のシジミチョウはしばらく止まっていてくれたのでどうにか撮れましたが。

キツネノカミソリ…これは今回初めて!
ここは毎年春にカタクリの花を見に行っている場所…
でも、夏は出かけられずにいました。
沢山群生していてビックリしたところです。

サメ殿の山ではシイタケが採れるのですね。
シイタケはあれこれ使い道があるし、干しシイタケにもできるし…
たくさん収穫できると忙しくなるでしょうけれど、自家製シイタケはいいですね。
せっせと手入れしている実家の山はマツタケ…
全然採れない年があったり、良かったりと収穫は年によって不安定です。
今年はどうでしょうか…
返信する
出早神社 (すずらんの妖精)
2019-09-09 19:10:18
もう何年も前に、植物友の会で出早神社に、
行きました。カタクリの群生の頃なので、
キツネノカミソリは、葉っぱだけでした、
こんな花だったんですね。今なら、いろいろな花が咲いているんですね。また行ってみたいです。
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すずらんの妖精さんへ (タッジーマッジー)
2019-09-09 20:44:49
こんばんは。
出早神社は春のカタクリの群生が知られていて…
すずらんの妖精さんも見にいらしたのですね。
私も今まで春と秋(紅葉)にしか行ったことがなく、夏に出かけたのは初めて…
キツネノカミソリの群生もみごとでしたよ。
そういえば、確かに春にはカタクリの所に沢山のキツネノカミソリの葉が出ていました。

植物友の会って花めぐりをされているのかしら…
すずらんの妖精さんはあれこれ活動をされていて、いいですね。
また皆さんでカタクリだけでなく、他の花も見にいらしてください。
返信する
ミヤマシジミ♪ (みさと64)
2019-09-10 14:35:10
こんにちは。
ここ数日はまるで真夏のようですね。
大町でさえ、最高気温が今日もまた30℃超えです!

少し前に、イブニング信州だったかどうか忘れましたが、
出早神社の「キツネノカミソリ」の咲く様子が放映されて、
「春のカタクリだけじゃなく、こんな花の群生も見られるんだ!」
…と、驚いていたところでした・・・
「もしかしたらタッジーマッジーさんも見に行かれるかもね…」
って、主人と話していたのですよ。よかった、じっくり拝見できて・・・
夏水仙とはまた違った雰囲気で、こちらの花も素敵ですねぇ〜
これから咲いてくる真っ赤な彼岸花もいいけれど、この色も優しげでキレイ!
こうして群生して咲くと、一段と美しいですよね。
(その割には、ちょっと可哀想なネーミングですが…)

ヒガンバナ科の花は、黒いアゲハたちに人気のようですね♪
黒いアゲハの、2枚目を見れば尻尾が長いからオナガアゲハでしょうか。
3枚目は尻尾が見えないからクロアゲハ? それともちぎれてる?
前翅の欠け具合を見れば、3枚とも同一個体のようにも見えるし、
ちょっと判断が難しいところです・・・
黒いアゲハの見分け方は、こちらのサイト(↓)がわかりやすいです。
http://www.j-nature.jp/butterfly/zukan/yokunita/blackageha/

絶滅危惧種のミヤマシジミが、すごくキレイに撮れてますねぇ〜
そっくりさんのヒメシジミは初夏だけに発生し、
今の時期にはいませんから、これは文句なくミヤマシジミです!
そっくりさんがもう1種、アサマシジミという蝶もいますが、
この蝶には、翅縁近くの黒斑の中に青鱗粉があるから、
やっぱりこれはミヤマシジミですね。
貴重な蝶がこんなにキレイに撮れて、これぞ永久保存版にしてください!

takeさんのコメント(↑)、最後の1行を受けて・・・
「チョウはチョウ屋さんにおまかせして…」ということですが、
ん? ここでチョウ屋さんっていうと、もしかしなくてもわたしのことですよね。
ハイ、わたしがチョウ屋さんです!(変なおじさんのフレーズを真似てみた…)
…と勝手に思って、蝶について語ってみました(笑)
返信する
みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2019-09-10 20:52:11
こんばんは。
本当にこのところの暑さは真夏並み!
今日も暑かったですね。
こちらでも高温注意情報が出ていました!

「キツネノカミソリ」はローカルニュースでも取り上げられたのですね。
地元紙にも載るので、毎年気になっていましたが、行ったことがなかったのですよ。
今年が初めての出会いでした!
夏水仙とも彼岸花とも似て非なる花姿…
緑の社叢にこの花が咲く様は何やら妖艶…
この赤みがかったオレンジ色が木々の下には似合っている感じでした。
もっと素敵な名前がついていたらいいのに…って、私も思います!

ここでチョウ屋さんといえば、みさとさんです!
いつもご教授いただいて感謝です。
今回も名前が不安でのアップでしたが、きっと指摘して下さるだろうと…
いつも頼ってばかりですみません。

黒いアゲハ蝶は分かりにくい写真ですね。
いくつもの黒いアゲハが舞っていたので同一個体かは?です…
教えていただいたサイトは勉強になります。
しっかり学んで今後も参考にさせてもらいます!

シジミチョウは貴重なものだったのですね。
梓川沿いの公園で見かけました。
舞っているチョウは無理だけど、じっとしていてくれたのでどうにか撮れました…
いい出会いがあって嬉しかったです。
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