今年もまた「リンゴジュース作り」の季節がやって来ました。毎年、塩尻市の洗馬地区まで行きます。JAの施設をお借りして作る仲間に入れていただいていて、安曇野産のりんご「ふじ」を使って作ります。色付きが悪かったり、擦れがあったり、小さな傷があったりする訳アリのものですが、充分美味しいリンゴです。信州では今年リンゴの出荷が少なく、この果樹園でも出来が良くなくて、家庭用にリンゴを買おうと思ったのですが、品切れでした。毎年のジュース用は確保できました。まずリンゴを一個づつ手洗いし傷を取り除きます。
洗ったリンゴをジューサーにかけて絞ります。
絞ったジュースは大きな鍋に入れて加熱殺菌します。あくが出るので取り除きます。
濾し器を使って濾しながら瓶に詰めます。使うのはガラス瓶…煮沸消毒して使います。使う器具も煮沸消毒です。瓶に詰め終わったら瓶に蓋をします。熱湯で瓶を洗浄して終了となります。
出来上がったリンゴジュースをさっそくいただきました。まだ熱いリンゴジュース!甘みが強くてビックリでした。「炭酸で割って飲んでも良いくらい」と語り合いながらいただきました。
我が家で購入したのはこの20本…1年くらいは日持ちしますが、あちこちに貰われて行ったりして直になくなります…
立ち仕事だったり重いコンテナを持ち上げたりだったり、この一日がかりの作業はかなり大変です。でも今年も美味しい沢山のリンゴジュースができて良かったです。
洗ったリンゴをジューサーで絞る。
鍋で加熱して灰汁を取り、瓶詰してふたをする。
ジューサーの方には絞り切ったあとの
かすのようなものは残るのですか?
それともこの段階では液状になり、
むしろそのあとの瓶詰前のろ過で
かすが取り除かれるのでしょうか。
あるいは両方でかすが出るのか?
甘みがあっておいしいのでしょうね。
重労働に見受けられますが、大勢で
楽しく作業ができますね。毎年のこの
時期のお楽しみ。
リンゴジュースの作り方、
ちょっと端折ってしまいました。
分かりにくかったので追加説明いたします。
洗ったリンゴをジューサーに入れると、
果汁が絞られてジューサーの口から出てきます。
濾し袋を通してそのジュースをバケツに受け、
それを大なべに移して加熱します。
ジューサーの中には搾りかすが残るのですが、
これも未だジュースを含んでいて、
4枚目の写真のジューサーの奥の圧縮機にかけます。
ここでもジュースが絞れるので集めて大鍋の中へ…
濾し袋を通してジュースを集めるので、
大鍋の中はほとんどきれいなジュースになっています。
残った搾りかすは農家の方が畑に運んで行って、
畑に撒いて土づくりに役立ちます。
こうして無駄なく全部使う流れになっています(笑)
ここで使われるサンフジはとっても甘いリンゴで、
ジュースもとっても甘くて美味しくできました。
重労働ですが、おちゃさんの言われるように
仲間で楽しく作業ができ、
年一回のこの集まりが楽しみでもあります。
今年は浜松の方や富山の方も参加!
話に花が咲きました…
どうしてしぼりカスの話になったかと言いますと、
畑の肥料になるかなー?と思ったものですから。
でもきっと量的には僅かなんでしょうね。
楽しく作業出来ましたね。
富山から?それはまた遠いですねー。
浜松からも。どちらも道をまっすぐ
行けばたどりつきますけど(笑)
もともと信州の出身の人で、それぞれお仕事や
結婚で南へ北へ行かれたのでしょうか。
まあとにかくみなでわいわい。良かったですね。
ジュースの搾りかすが畑の肥料になる…
おちゃさんの発想はまさにその通りです!
リンゴのヘタは取り除きますが(ひとつづつペンチで!)
皮付きのまま丸ごとジューサーにかけるので、
その後圧縮機にかけても意外とたくさんの搾りかすが出ます。
この日も大型のゴミ袋5袋ほど!
軽トラに積んで畑に運んでいきましたよ。
きっといい肥料になることと思います。
素人集団ですが、毎年やっていて慣れていて作業もスムーズ、
おしゃべりしながら楽しくできました。
朝出てきたという富山と浜松の方の行動力はビックリでしたが、
若い方々でお元気に作業をされていました。
私が一番年上!皆さんに交じって楽しく作業させていただきました…