前回は下諏訪町の「鎌倉街道」を歩きました。今回は宿場町の面影が残る「下諏訪宿」の中を歩いてみました。出発地点は前回同様、「諏訪大社下社秋宮」の駐車場です。この日は晴れていましたが、湖には靄がかかっているようでした。いつもの諏訪湖の雰囲気とはちょっと違っていました。これも冬景色でしょうか…
まずは街中の路地裏を歩いてみました。一昔前の雰囲気のある道です。
町の商店街にもレトロな建物が多いです。ここでは空き店舗を借り受けてお店を始める若い方がいるようです。
「諏訪大社下社春宮」に向かう道には真ん中に太鼓橋が残っています。
「春宮」の鳥居の前から中山道へ入って「慈雲寺」に向かいました。途中の見晴らしの良い場所からは富士山も望めるのですが、この日はそちら方面だけ雲がかかっていました。
「慈雲寺」の入り口には石造り龍と石段があります。石段ははかなり急です。
武田信玄ゆかりの「矢除石」がありました。「慈雲寺」は信玄ゆかりのお寺で本堂には武田菱が輝いています。
山門への道の苔が素晴らしく、この寒い時期でもきれいでした。
山門の向こうに大きな松が見えます。もう雪吊りがされていました。
見どころいっぱいの「慈雲寺」…石庭も池泉庭園も石仏も枝折戸も注目でした。
「中山道」を歩くと「伏見屋邸」があります。ここを見学しつつ休憩しました。この建物は1864年の建築とされ、登録有形文化財に指定されています。
その昔は商家だったそうです。箱階段や看板が残されていました。
宮大工の手掛けた欄間や釘隠しにも注目でした。
中山道を歩いて秋宮に向かいました。途中で前回のウォーキングで行った「桜ヶ城跡」が見えました。
「宿場街道資料館」に立ち寄りました。
ここにも箱階段があったり、看板が残されていたりしました。
裏庭もきれいに手入れされていて、ここから「歴史のこみち」に繋がっていました。
この先に「なまこ壁」を持つ蔵が立ち並ぶ「蔵道」があります。細い路地ですが風情のある道でした。
宿場町の風景を味わいつつ歩いたこの日、天気も良く、気持ちの良いウォーキングができました。この日歩いたのは7926歩でした…