まだ11月の話です…下旬のウォーキングは鎌倉街道を歩きました。鎌倉街道は諏訪湖の両側にあって、今回は下諏訪町側の鎌倉街道です。諏訪大社秋宮から出発しました。駐車場からの諏訪湖です。
シラカバはすっかり落葉していましたが、まだドウダンツツジの紅葉が残っていて、銀杏の落葉と共にきれいでした。
イチョウの落ち葉の絨毯がみごとでした。
返り咲きのツツジの花…もう寒い時期なのに、健気に咲いていました。
まず甲州街道を少し歩くと中山道との合流地点に出ます。
この付近は宿場町の面影を残しています。雰囲気を残した建物が多いです。
本陣も残されています。
温泉街でもあるので、道路脇にお湯が出ています。
街道から少し入ると鎌倉街道が残っています。道祖神が佇んでいました。
今回はその少し先の「鎌倉街道ロマンの道」を歩きました。ちょっと急な坂道でした。
その先の「桜ヶ城址」まで登りました。ここには鎌倉時代から武田氏の統治の時代まで山城があったようです。
ここからは諏訪の平が良く見渡せます。10月末にあった武田信玄の生誕500年記念「狼煙リレー」の際、この場所もその地点だったそうです。岡谷市の花岡城址からここにリレーされ、諏訪市の大見山へリレーされたそうです。矢印は花岡城址です。
この城跡にはアジサイがたくさん植えられていて、秋色アジサイがきれいでした。
この道沿いにはところどころに神社があったり、短歌を詠んだ石碑があったりしました。古人が行き交った道を今に伝えている感じでした。
この鎌倉街道ロマンの道「一念坂」の由来と「一念石」のある小さな神社もありました。
木曽義仲にまつわる場所もありました。
一念坂を下りると「来迎寺」の境内に着きました。「来迎寺」は浄土宗のお寺です。1541年、諏訪大社下社の祭祀を司る大祝金刺家の一族とされる諏訪右衛門尉による創建です。庭の落ち葉の絨毯が見事でした
ここからまた宿場町の面影を残す道を歩いて、諏訪大社秋宮方面へ向かいました。
古い家並みの防火対策にも力を入れているのでしょう。こうした箱が所々に置かれていました。「火の要鎮(ようじん!)」と書かれていました。
途中で「青塚古墳」に立ち寄りました。街の真ん中にある古墳です。
秋宮にはこんなにきれいな紅葉が残っていました。
隣町の鎌倉街道を歩いたウォーキング…歴史を感じる趣深い道でした。この日の歩数は9003歩でした…