一週間前になりますが、木曽まで行って来ました。こちらから木曽の実家に帰った友人に会いに…木曽は谷あいに木曽川、国道19号線、中央西線が通っています。そしてその木曽川へ注ぎ込む川沿いの谷合に集落があります。行ったのはその一つ木祖村です。
行く途中の木曽の風景は初冬の装いです!少し標高の高い所はすっかり雪景色の日でした。今日はこちらでもうっすら雪が降りましたので、きっと木曽では里も雪景色だったことでしょう…
友人の家は以前は井戸を使っていたとのこと…この手押し井戸ポンプは懐かしいものでした。(さすが今は使っていません…)
井戸の周りには干し柿が吊るされ、この風情も懐かしいもの…
友人の案内でお昼は地元のお蕎麦やさんへ…手打ちが自慢のお蕎麦やさんです。美味しい天ぷらとともに…
木曽の漬物と言えば「すんき」と「赤カブ漬け」です。どちらも美味しくいただきました。
このお店の主は骨董の蒐集が趣味…小屋を建てて保管していて見せていただきました。
このお店の脇に流れている川は木曽川の源流「笹川」だそうです。(手作り展望台で眺めました)
東に目を向ければ中央アルプス「木曽駒ヶ岳」がちょうど谷合の先に望めます。すっかり雪をかぶった雄大な木曽駒です。
お店の脇にあるこの松、「夫婦松」と名付けられていました。
そこからもう一つ別の谷合のダムを案内してもらいました。「味噌川ダム」です。
こんな可愛らしいマンホールの蓋が出迎えてくれました。この近辺はサルが多いようです。
ここのダム湖「奥木曽湖」です。ここはダム湖百選に選ばれているそうです。その先には雪の山も見えます。
このダムは高さ140メートルのロックフィルダムで、大きな石を積み上げてあって見事です!1973年に建設に着手し、1996年に完成しています。多目的(治水、水瓶、発電)ダムとして機能し、木曽川に建設されたダムとしては最も堤高が高く、最も新しいそうです。
かなり急斜面で、見下ろすと怖いほどの石積みはみごとです。ここの除草にはなんとヤギが出動するのだそうです。この傾斜でも黙々と草を食むヤギさん達はすごいです!遠くに木曽駒が見えるダムからの風景です。下方に発電所があります。
奥深い木曽の風景を堪能した一日でした。帰りの国道19号線沿いからの奈良井宿の入り口です。この宿場町も、もう一度ゆっくり歩いてみたいです…