ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

高岡の古き町並み

2019-12-03 | ドライブと散策

富山滞在中に高岡市へ…ここは富山県第2の都市、加賀前田家二代当主の前田利長が高岡城を築城したことに始まる歴史ある都市です。高岡城跡には何度か行きましたが、今回は歴史ある街並みを歩いてみました。歩き始めはこの公園からです。高峰譲吉の出身地でした。

 

この街並みは日本遺産、伝統的建造物群に認定されています。

 

郵便局もなまこ壁…煉瓦の塀も歴史を感じます。

 

 

街並みは電線類の地中化がなされていてすっきりしています。

 

 

 

 

どの家も歴史を感じる佇まいで、それぞれの屋根や窓や壁に注目でした。

 

 

 

土蔵作りの家並みにこんなレトロな建物もありました。

 

 

 

 

スーパーマーケットも銀行もこの街並みに溶け込んでいます。

 

 

特にレトロで注目な銀行はこの赤煉瓦の建物です。

 

 

 

途中で見かけたこの案内…童謡「夕日」はここで生まれたようです。作曲家「室崎琴月」はこの高岡出身、作詞家「葛原しげる」は福山市神辺町の出身だそうです。

 

歴史ある街並みに「御車山会館」があります。気になっていた「御車山祭」…入ってみました。

 

 

この祭りの歴史が解説され、実際に御車山が展示されています。

 

 

毎年5月1日に行われるこのお祭り…大きな御車山が7台も勢揃いしてみごとだそうです。国の重要有形無形民俗文化財に指定されています。

 

 

そのみごとな御車山が展示されていました。大きさは高さ約9メートル、幅約3メートル、長さ約5・5メートルで、見上げるばかりの凄さです。7台ある御車山の実物が4か月ごとに入れ替えて展示されています。

 

 

てっぺんに飾られる鉾留の一つ、胡蝶です。彫刻の後に漆塗りをして金箔押しをした見事なものです。

 

平成の御車山も展示されていました。

 

土蔵作りの多い山町筋…昔大火があって、その後で火災に強い土蔵作りになったとのことです。山町というのは御車山があるのでつけられた名前だそうです。この蔵作りの町並みを見学した後、金屋町に向かいました。途中にあったこの看板…名産のかまぼこは今でも贈答に使われています。

 

金屋町は以前に「金屋町楽市」で、この石畳通り一帯で行われる手作り工芸作品のイベントを見に来ました。その時からもう何年も経って…また訪れてみました。ここは千本格子の家並みが素敵な通りです。

 

 

千本格子の家並は趣があります。午後遅めで静かな通りでした。

 

 

 

 

石畳の通りも風情があります。マンホールの蓋も石畳と同様になっていました。

 

家々の木々はもうすでに雪吊りがされて、冬の準備ができています。

 

おまけはこの洗面ボール…鋳物などものづくりの盛んな高岡ならではでしょうか。御車山会館で…

 

もう一つ、高岡ならではの自販機…山町筋から金屋町への脇道にひっそり佇んでいました。

 

そして最後はこの「白えびビーバー」…これを作っているのは金沢の製菓会社ですが、富山の白えびを使っていて大人気のスナック菓子だそうです。何でも富山出身のバスケットボールの八村塁選手がチームメイトに勧めたところから人気に拍車がかかって…今ではスーパーの棚から消えてしまったほど!私の買い物に行ったスーパーにも有りませんでした。これは娘に「貴重品だよ」ともらったものです!

 

 

 

 

コメント (8)
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