秋の季節にピッタリの新しい絵本が『龍泉閣の絵本コーナー』に仲間入りしました(^_-)-☆
～きつねとぶどう～ （坪田譲治・作 いもとようこ・絵）
このお話は身の危険をかえりみず、自らを犠牲にして子ぎつねを助けた母ぎつねの限りない愛を描いたものです・・・。母ぎつねを探し求める子ぎつねの気持ちと、痛ましい姿が印象的です。今はもうこの世に実在しない、母ぎつねの愛の化身である、生い茂ったぶどうの木にめぐり会うという、美しくドラマチックな結末。
子どもの頃、母親の気持ちなどちっとも考えないで、わがまま勝手ばかり言っていました。
それでも、今、感謝の気持ちを一言「ありがとう。」と、口にして伝えられる私は、子ぎつねに比べて幸せです。
そして、どんな気持ちでも、ひとつひとつ大切に、伝えたい相手に届けられるうちに届けることが1番大切だな・・・って実感しました。
“素直に気持ちを伝える”
難しいことかもしれないけれど、身近にいる家族や友達には自分の気持ちを真っ直ぐ伝えられるようにいたいな☆（*^_^*）☆
子どもにも、そう感じて生きてほしいと願っています。
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