有馬在住

有馬温泉の旅館で働くスタッフのブログ。
有馬温泉・神戸・六甲山の自然や文化を紹介します。

神呪寺(甲山大師)

2008-01-22 18:50:24 | 寺社仏閣

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有馬ナビ如月号の取材で、西宮の寺社仏閣を取材しています。

有馬温泉から西宮北有料道路を通って約20分。

甲山の神呪寺(かんのうじ)の山門が見えて来ます。

この甲山という名前の言われについては、神功皇后が国家平安を祈って、黄金の甲冑や宝剣などを埋めたためという説や、山の形が甲に似ているからという説があります。831年に建立された、弘法大師ゆかりの神呪寺(かんのうじ)がこの甲山の麓、北山貯水池の東にあります。お寺の名の「神呪(じんじゅ)」というのは、マントラ、真言(仏様のお言葉)を意味します。元来、「神の寺」、つまり「かんのじ」と呼ばれていたのが、訛って「かんのうじ」と呼ばれるようになったと伝えられていますが、一般的には、「甲山大師」の名で親しまれています。御本尊の如意輪観音は、融通観音とも呼ばれ、桜材の寄せ木造りの彩色像で、830年に弘法大師が開祖如意尼(にょいに)の姿を写して刻まれたという秘仏で、毎年5月18日に開帳されます。
眺望の良い境内および、山門から境内まで99段ある急な石段沿いに数多くの桜の木があるのが印象的です。境内に続く「甲山森林公園」を含め、甲山の山麓一帯には、約1万本のヤマザクラが自生しています。

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神呪寺の展望台からは、西宮市街を一望できます。

有馬ナビ如月号は、もうしばらくで完成しますので、ぜひご覧下さい。


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