りゅうのガラスでゆったり時間

ガラス工房りゅうのブログ~普段使いの器を作っています 家の暮らしにも溶けこんでいる、りゅうのガラスとの日々をお送りします

あかり展 その2

2008-03-26 06:18:10 | Weblog


築300年もの歴史がある古民家でのあかり展。一歩中に踏み入れると、そこはまるで時間が止まったかのように思える空間です。その中にあるあかりは、どれもやさしく灯っていて、300年の歴史が刻まれた床・戸板・煤焼けた天井を一層引き立てています。
 連日4時30分まで見ることができますが、このイベントの初日は、夜の8時30分まで開けるという特別企画を行いました。夜のあかりの表情は、また違いなんとも言えない雰囲気。いろりを囲んで友と座ると、時間を忘れて語り合う。。。心の落ち着く時の流れでした。

         

古民家からは杏の花が見えます。ちょうど満開。まるで一枚の絵のように見えます。桜は、少しずつ咲き出しています。いろりに座ってお茶を飲んでいると、鶯の声が。あの声は、本物ですか?とお客様によく聞かれます。はい、本物です!このイベントが始まる頃は、鶯も練習段階だったようですが、今はきれいに鳴いています。
いろりでお茶をお出しすると、みなさんがいろいろな話をしてくださいます。作品についての話から、このような民家で過ごした子供時代の懐かしい話、建物に詳しい方はこの古民家の構造のすばらしさ、などなど。聞いているだけで、私も楽しくなりました。

このあかり展、陶器、和紙、ガラスといろいろな作家のあかりが集まっています。
りゅうのガラスで出している作品の一つに、朧月の照明があります。(一枚目の写真)イベントの初日の帰り、空を見上げたら、まさにこの作品のような朧月が出ていました。
公園の敷地がとても広いです。梅・杏に続きこれからは桜が楽しめます。
花を楽しみながら、どうぞあかり展を見にきてください。

今日26日、夜6時からのNHK山梨の番組で中継があります。
夜のあかり展の様子をごらんください。


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