今は昔のこと。
実家は小さなお店、祖父母が小売業を営んでいた。
生活と商売が密着していたので、物心がついたころには肌で「商売」を感じていた。
今と時代が違うとはいえ、よく商売が成立していたと感心するともに、
それは祖父母の献身さ懸命さがあってこそであり、
それで生活が出来ていたわけで、
祖父母に対し尊敬と感謝の気持ちを忘れてはいないと、
こうして度々思い出すようにしている。
社会人なり、「ビジネス」と呼ぶ領域で仕事をすることになるが、
「商売=商い」の感覚を大切にしている自分がいる。
「ビジネス」と「商売」の違いを明確にはできないが、
商売にはお客様との距離の近さを感じさせるものがある。
そして、言葉にも強さ(良さ)を持つ。
商売=商い(あきない)、それは「あきないこと」
また商売は「笑売」でもあること。
そんなことを祖父母から教わったように思える。
いつも笑顔でいたいものだ。
笑顔は、他者にも自分にも大きな影響を及ぼす力を持つ。
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