何でわかってくれないのか?!
「絶対に、我々の改善案を取り入れた方がよいのに、全然わかってくれないのですよ」
とある人から相談がありました。
その人は熱血漢で上よりも下の人たちのことを考える人です。
他社さんのことであり、実情を詳しく知らないので、偉そうなこと言えませんが・・・
「意志は大事だけど、ただ情熱だけで説き伏せることは難しいですよ。
上の人も『言っていることは分かるけれど、導入するとなれば…』と考えるもので、
相手が「これならば」と言ったものを、理論的にも説明する必要はあるのではないですか?」
とアドバイスしました。
その方曰く
私のアドバイスは、端から否定反対しない、まず受け止めてくれる、
しかし他の人は、特に社内の人間は、そんなの無理、言っても無駄、
どうせダメに決まっている、とほぼ全否定、だから腹が立つ、と。
正直、第三者ですから、冷静になって聴けるのであって、
当事者であればそうはいかないかもしれません。
しかしながら、内容はともかく、何かを変えよう、それもよくしていこう、
という思いを持った人の考え・意見は、積極的に聴きたいものです。
そこには、役職も、在籍年数も、雇用形態も関係なく、
こうした方がいい、こうしたらよくなるかもしれない、
と思う気持ちを表現する(伝える)ことが、大事であると考えているからです。
反対することは簡単です、しかし現状維持は危機になりかねません。
思いが変えていくのです。
ですから、その思いを実現するために、分かり易く伝えていくことも大事ですね。
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