若手の営業さんと接する機会はよくある。
そんな中で、「いい営業パーソンになるなぁ」と感じる人はたくさんいる。
私が思う、いい営業パーソンとは、気遣い、心遣いが出来る人だ。
ちょっとした気遣い・心遣い…
それは、何かを期待していて、それが行われた時と言うよりも、ほんのちょっとしたこと、
それが相手(私)の心に残る、それは心地よさであったり爽やかさであったりと、
そしてこちらからその行為に対し口するしないは別にして「ありがとう」
と思えるものを感じさせてくれることである。
でも、どうして、さっと気遣い、心遣いができるのか?
ここが大切なところ。
無理して気を遣っているのとそうでないのとではその違いはわかる。
言い方替えると、気遣いと機嫌取りは違う。
営業上、無理してでも機嫌を取って…と言うのもわかる、これまで自分もよくしてきたことなので。
一方で、「この人に、このお客様には…」と何の違和感もなく、スッと気遣い・心遣いができる場合がある。
そんな時は、相性だ!
確かにそれは間違いなくある。
しかし、相性とは関係ないところで、気遣い・心遣いができる人がいる。
それはどういう人か?
というよりも、
どういう時ができる? だと思う。
どういう時に? 正確には、どういう状態か?だ。
それは、気遣い・心遣いする側に、心の余裕、すなわち、気遣い・心遣いできるだけの余裕、気持ち・心が
その人に満たされているかどうか、
車で言うならばガソリンが入っているか?ということ。
余裕のない自分の心で気遣い・心遣いは本来できないものだが、
精神論じゃないけれど、無理して行為そのものはできる。
しかし、それを続けていけば、益々心は磨り減ってしまって、
「本当にしたい!」と思う時(人)にできなくなってしまう。
こころが満タンになるまで待とう!
というわけにもいかないだろうし、待っていれば満タンになるのか?という疑問もわく。
それ言っちゃお終いよ!なんだが、
やはり、自ら心の余裕を作り出すしかない。
でも、案外、シンプルな方法で作り出すことが出来るかもしれない。
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