RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

32th SINGLE 「The World of Mercy」

2019-11-19 00:00:52 | DIR EN GREY SINGLE HISTORY
DIR EN GREY - 「The World of Mercy」 (Promotion Edit Ver.) (CLIP)


 2019年9月18日にリリースされたDIR EN GREY32枚目のシングル。メジャーデビュー以降に絞れば記念すべき30枚目のシングルとなります。

 アルバム「The Insulated World」を完結する意味合いで作られたこの曲は10分を超える大作となりました。シングル曲ではこれまでのアクロの丘を超える収録時間最長の楽曲となりましたね。元々は薫とShinyaが作っていたそれぞれの楽曲を1曲にまとめて作り上げたみたいです。静かなテンポで始まり淡々と歌っていく→デスボメインの疾走パート→メロディアスに歌い上げる→デスボとここまで書けばDIRの長尺楽曲としてはお馴染みの流れですがここからクワイアを織り交ぜたより壮大な雰囲気に作り込んで締めるという流れはこれまでに無かった部分ですね。

 とは言え同じ長尺曲のVINUSHKAやDIABOLOSと比べるとインパクトに欠けると言うのが正直な感想。The Insulated Worldの比較的長目の楽曲である絶縁体をシングルに持ってきた方が個人的には良かったです。この曲は1曲で聴くというよりはライブでRanunculusとセットで聴くとより存在感を増す曲なんですよね。音源で聴くとシングルと考えると他の曲と比べると弱いです。

 Dozing Green [Acoustic Version]はシングルとしてリリースされた同曲をアコースティックの形で再録されたもの。展開の多いタイトル曲と打って変わって最後の最後まで淡々と歌い上げていく流れとなっています。シングルであったホイッスルや高音ボイスは極力省いた形になってますねタイトル曲とのバランスが取れてて個人的には結構好きです。今回のツアーで披露されなかったのが結構残念です。

 Grief [Live at Shinkiba, Studio Coast, 2019]は今年の春ツアーで披露されたテイクですね。まぁこの曲はライブで聴いてナンボの曲なので原曲よりもカッコ良いです。京のシャウトは勿論ToshiyaやDieのコーラスもカッコ良いです。とは言え同じライブテイクならANDROGYNOSの特典で収録されてるVerの方が京さんの男煽りとかも聴けるので好きなんですよね。

 一応DIRの音源は必ず感想を書いてきたのですが最近ブログを書く頻度が減ったのとThe World of Mercyがそこまでハマらなかった結果リリースから2ヶ月経ったライブ前日まで感想を書いてきませんでした。まぁ人間を被るも最初そこまでハマらなかったけどどんどん聴き込んだ結果今では好きな曲の1つに切り替わってるレベルまでハマってるのでまだ様子見ですかね。明日、明後日の新木場でRanunculusを含めた強烈な世界観を魅せて貰いよりハマる流れになる事を期待してます。