RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

柏木のブログを読んで思う事

2016-12-14 02:08:07 | レッズ
柏木陽介 「サッカー選手として」

ようやくCS敗退のショックが癒えつつあるので浦和レッズの話を書いていく事にします。今回は柏木がブログを更新した訳ですが思う事を書いていこうかなと思います。内容はザックリ書くとこの選手はいらないとか移籍してくれとか書かないでくれって感じですかね。まぉ彼の言ってる事は正論だと思います。特定の選手の人格を否定する様な事を書いてる輩もいますのでそういう奴らは批判されて当然です。

とは言っても毎年毎年繰り返しの如く大事な試合で悉く勝てずに後味悪くシーズンを終えるばかりのクラブに対して不満を吐く人の気持ちも理解して貰いたいという気持ちもあるんですよね。俺もCS終了後は結構色々Twitterに不満を書きましたからね。今年は年間勝ち点1位だしルヴァンカップも取ったんだから批判は失礼って意見もわかりますがとは言っても終わり方が悪過ぎです。そして負けた直後は失点に絡んだ槙野と宇賀神(特に前者)に不満をぶつけてきましたが今となってはまたしても柏木は大事な試合で輝けなかったなという思いが日に日に強くなりつつあります。

言うまでもなく柏木は浦和レッズの中心選手のと1人ではありますが以前から書いてる通り彼は大舞台で力を発揮出来ない選手です。CSでも鹿島の永木は2試合とも攻守に躍動にしたのに対して柏木は第1戦のPKのきっかけとなるクロスを上げた場面以外に目立つ場面はありませんでした。

今回に限らず過去にも幾度となく浦和レッズのタイトル獲得の大きな壁となってきた鹿島、ガンバ、広島の3クラブとの直接対決で柏木が上記クラブの中心選手且つ同じポジションの小笠原(今回は永木)、遠藤、青山を上回るパフォーマンスを見せた事は1度もありません。タイトルに絡む対決ではありませんがマリノスや川崎との対決でも中村俊輔、中村憲剛より良かった試合なんて殆ど無い気がします。要するに柏木は優秀な選手ではありますが今取り上げた選手達の様な絶対的な大黒柱と言う存在にはなり切れてる訳では無いんですよね。

これは浦和でのプレーだけでなく代表でも同じ事が言えると思います。左利きの運動量豊富なパサーと言う今の日本代表には居ないタイプの選手という事もあってハリルホジッチ監督の目に止まりここ最近は代表でもプレーする機会が増えていました。ただそこでもチャンスを活かせないでいると山口蛍がイラク戦で決勝ゴールという大事な試合で結果を残した事で掴みかけつつあったレギュラーの座を奪われてしまいサウジアラビア戦では代表にすら選ばれなくなってしまいました。W杯予選で4試合連続ゴールと言う見事な結果を残し控えの位置から宇佐美からレギュラーを奪い今や代表の新しいエースになりつつある原口元気とは対象的な状況になりつつあります。

現状代表のボランチの序列は長谷部、山口、永木の順で柏木は川崎の大島と4番手の座を争ってる状況です。上3人は守備的なタイプの選手なだけにパサータイプの2人にも選ばれるチャンスはあると思います。とは言え柏木が大島より大きく上回る選手かと言われると贔屓目に見てもとてもそうは言えません。同じ位の実力なら若くて伸びしろのある大島にチャンスを与えると言うのが自然な考えになると思います。

柏木が代表でも絶対的な立場をモノにする為には大事な試合で力を発揮出来る勝負強さが必要となります。そう言う違いを見せるチャンスはここ数年浦和でも代表で何度もありながら悉く潰ししまいました。今年も柏木はダメだったなと思ってた矢先に彼のブログにちょっと上から目線の発言が出てしまったので長々と不満を書いてしまった訳です。

来年に関しては浦和でのレギュラーもはっきりしてる訳ではありません。まだ正式な発表はありませんが何事も無ければ同ポジションの矢島と長澤がレンタル先からの復帰が濃厚となってます。両者ともJ2とは言え1年間岡山と千葉の中心選手として活躍してきました。加えて矢島には五輪、長澤には海外クラブと柏木には無い国際経験を持った選手達です。ここ数年浦和では絶対的な存在ですし槙野と並ぶミシャの息子的扱いの選手ではありますが内容次第では2人にボランチのレギュラーを奪われる可能性は充分あり得ると個人的には思ってます。

とは言えこの2人の加入が刺激を与えこれまで以上のパフォーマンスを魅せてくれる可能性も否定は出来ません。色々書きましたが好きな選手でありますのでもっともっと柏木が活躍する場面が見たいですし来年こそはタイトルのかかった試合や代表で躍動する柏木のプレーを見たい思いも強いです。

2017年で浦和に加入して7年目、そして節目の30歳を迎えます。このまま浦和の中でだけ評価されるそこそこ優秀な選手で終わるのか。それとも浦和だけでなく他クラブからも評価される国内屈指のパサーへと一回り大きくなった選手になれるかどうかの分岐点になる1年になるでしょう。個人的には後者になれる事を願って来年も浦和レッズの背番号10を応援し続けていこうと思います。