RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

浦和レッズの2015年の布陣を考える

2015-02-06 00:00:29 | レッズ
 一応毎年恒例の浦和レッズの2015年の布陣を考えていきます。監督が変わらないのでフォーメーションは3-4-2-1のままですが新加入選手が多いので予想はちょっと難しいですね。

FW・・・1トップの軸は勿論興梠でしょう。彼の離脱が優勝を逃した原因の一つと言っても過言ではなく今年は去年の反省を踏まえFWの選手が大量に加入してきました。興梠の代役候補筆頭は大宮から加入したズラタンでしょう。得点力はさほど高くないものの2年半のJリーグでの実績と186cmという高さは魅力的です。実際興梠が出遅れてる現状だと彼がレギュラーチームの1TOPを任されてるみたいですし。李や広島から加入した石原も1トップが出来る人材ですし、今年は昨年の様に興梠離脱であたふたする事はなさそうです。

MF(トップ下)・・・大黒柱の柏木が今年はボランチ固定が濃厚の様なので夏に移籍した原口と共に2014年当初のレギュラー2人が不在のこのポジション。候補は沢山いますが今の所は実績のある梅崎と石原の2人がレギュラー候補の様ですが前者は好不調の波の激しさ、後者は広島サッカーは慣れてるとは言えミシャサッカーは初体験なだけに絶対的なレギュラーとは言えなそうです。昨年このポジションでそれなりに結果を出した李や移籍組の高木や武藤もいますが個人的に期待してるのは高木ですね。俺の好きなドリブラーですし、セットプレーのキックの精度が高いのは魅力的です。シーズン終盤は柏木のキックが研究されセットプレーからの得点が減っただけにマルシオも退団した今年は高木のキックに期待したいと思います。

MF(両サイド)・・・左サイドはレイソルから加入した橋本が任されそうです。ミシャのサッカーに慣れる事と個性派槙野との連携等気になる所はありますが運動量豊富で高さもありレイソルでの実績も充分ですし問題ないでしょう。右は左からスライドしての宇賀神で平川は両サイドの控えの1番手と言った所でしょう。レギュラー2人が不甲斐なく例年通り終わってみれば平川頼りにならない事を願います。昨年結果を出した関根は守備面(特にフィジカル)の改善が無ければ今年も得点が欲しい時のスーパーサブという立場になりそうです。個人的にはシャドーで使って貰いたいんですけどね。シャドーのポジション争い次第では梅崎や高木もこのポジションに入りそうです。

MF(ボランチ)・・・柏木がボランチでやるという事はミシャが余程の事が無い限りは彼を外す事は無いのでボランチ枠は柏木とキャプテン阿部の2人で決まりでしょう。とは言え阿部も今年で34歳になるだけに過密日程も考えるとフル稼働は厳しいでしょう。昨年終盤存在感を発揮した青木にも出場機会は充分あると思います。不整脈が発覚した啓太は今年はリード時の試合終盤の守備固めとしての出番が多くなりそうです。運動量が多く尚且つカードが出やすいポジションなだけにレンタル帰りの小島も存在感を見せてくれないとシーズン後半辛くなりそうです。

DF&GK・・・両サイドは槙野、森脇と昨年と変わりませんがセンターは那須ではなく永田がレギュラー争いをリードしてる模様です。永田のキックの精度と高さをミシャは買ってるみたいです。個人的には那須の闘志あふれるプレーと得点力が魅力的なので好きなんですけどね。移籍してきた加賀とレンタル帰りの岡本は槙野や森脇の様な派手さは無いものの2人には無い安定感はあるので出番はくると思います。GKは安定の西川で2番手はレンタル先の北九州でレギュラーを張った大谷が任される事になりそうです。

 以上を踏まえて今季の布陣を考えていきます。
FW:興梠(ズラタン、李)
MF:梅崎(高木)、石原(李、武藤)、橋本(平川)、宇賀神(関根)、柏木(啓太、小島)、阿部(青木)
DF:槙野(岡本)、永田(那須)、森脇(加賀)
GK:西川(大谷)

 対外試合の状態にはなりますが現時点ではこの布陣がベースとなりそうです。シャドー組の出来と柏木のボランチのフィット具合によっては例年通り柏木がシャドーに上がるパターンもありそうです。

 個人的に鍵を握ってると思う選手は柏木と高木の2人です。今年はマルシオ、直輝が移籍しゲームを作れる司令塔タイプの選手が柏木のみとなりました。セットプレーのキッカーも高木がチームに馴染めずベンチウォーマーになるとヤバいですね。FKは曲がりなりにも槙野がいますので何とかなりますがCKはここ数年キッカーを任されてない梅崎か阿部に頼らざる得なくなります。阿部に関してはセットプレー時の貴重な得点源となってるだけに彼はキッカーにはしたくないというのが正直な所。柏木は比較的怪我の少ない選手ですが今年はACLもあるだけに体への負担は例年以上だと思います。大黒柱の柏木が怪我無く1年終えられる事と高木のブレイクが優勝争いの鍵を握ると思います。

 昨年もリーグ優勝まで後一歩に迫りながら大事な所で例年通りの勝負弱さを発揮し結局無冠に終わってしまいました。恐らく今年タイトルが取れなければミシャはサヨナラでしょう。今年は2ステージ制に戻っただけに序盤でつまずくとタイトル争いは厳しくなります。レッズは例年序盤は安定した成績を保てるだけにそこまで問題ないと思いますが何が起こるかわからないのがサッカー且つ大事な所でやらかすのが浦和レッズというクラブです。キャンプ、プレシーズンマッチで連携の熟成を高めて今年こそは悲願のタイトルを獲得してもらいたいものです。