RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

20番と7番に期待

2014-10-29 01:32:29 | レッズ
浦和レッズは27日、FW興梠慎三が右腓骨骨折と診断されたことを発表した。今シーズン中の復帰を目指して治療していくとクラブは併せて発表している。

 興梠は26日の鹿島アントラーズ戦に先発出場したが、試合終盤の86分に負傷交代していた。今季はリーグ戦全30試合に先発出場し、チームトップとなる12得点を挙げている。J1の得点ランクでも5位タイで、リーグ戦首位に立つ浦和の攻撃陣をけん引していた。

 浦和は現在、リーグ戦残り4節で2位ガンバ大阪に勝ち点3差をつけて首位だが、終盤戦を迎えるチームに大きな痛手となった。

 8年ぶりの優勝どころか例年通りの失速傾向な我らがレッズにとっては興梠離脱というのはこれ以上ない大打撃と言っても過言ではないでしょう。12ゴールという数字以上にポストプレー、スペース作り、突破とレッズの攻撃の大多数は興梠が起点となって作られてました。個人的にはこのまま優勝すれば西川と並ぶMVP候補の筆頭だと思ってました。彼が1トップにいるだけで分厚い攻撃が仕掛けられてただけに残りの試合はこれまで以上に厳しい戦いとなる事は間違いないでしょう。

 かと言って興梠の離脱=レッズの更なる失速という状態は避けなければいけません。今まで興梠に頼り過ぎてたツケはここで返さないといけません。残った選手には更なる奮起を期待したいです。

 代役は恐らくというか間違いなく李忠成が務めるでしょう。阪野やマルシオという選択肢もあるにはありますがここまでほぼ出番無しの前者をいきなり抜擢する事はほぼ無いだろうし、怪我前のマルシオだったら選択肢の一つだったかもしれませんが鹿島戦の不甲斐ないプレーを見てしまうと正直マルシオ1トップはとても任せられません。

 リーグ戦前半では一時期1トップも務めた李ですが2シャドーとの連携が噛み合わず何試合か経つとすぐに興梠に戻されましたがこの時2シャドーを組んだ相手本来FWの興梠とドリブル突破が売りの原口だっただけに裏への抜け出しが得意な李に取っては不向きな相手だったかも知れません。今回はパサータイプの大黒柱柏木がシャドーの位置にいるだけに前回以上に1トップがやりやすくなると期待してます。鹿島戦では久々に貴重な同点ゴールも決めてくれましたのでここから興梠の分までゴールを量産してくれる事を願ってます。

 李と共に期待してるのは恐らくシャドーでスタメン復帰が濃厚な梅崎ですね。他にも候補はいますがマルシオは前述の通りですし、矢島や直輝も阪野同様これまでの事を考えるとスタメン抜擢は考えにくいでしょう。関根と言う選択肢も無くはないですが今の彼には関口同様終盤流れを変える為の起用の方が力を発揮してくれると思います。

 後半戦の梅崎はFC東京戦や大宮戦で切れ味鋭いドリブルとシュートを見せてくれた反面神戸戦や甲府戦の様な最初から最後まで精彩を欠いたプレーに終わる試合がある等今まで以上に好不調の波が激しく計算が立ちにくい選手になってしまってるのも事実。しかし興梠離脱で攻撃のパターンがこれまでより限られる以上必ず彼の突破力が活きる時間帯がくるはずです。鹿島戦で出番が無かった鬱憤を残りの試合で爆発させて貰いたいです。

 そんな訳で残りの試合の鍵を握るのは李と梅崎の2人だと思います。8年ぶりのリーグ優勝彼等の活躍次第になるんじゃないでしょうか。勿論彼等2人だけでなく全員で興梠の穴を埋める勢いで戦って貰いたいです。たまには逆境に強い所を見せて下さい。宜しくお願いします。