RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

DELUHI 8/7 DELUHI LAST TOUR -VANDALISM- 2011 at 渋谷C.C.Lemonホール

2011-08-08 00:46:07 | ライブレポ
   
DELUHI 8/7 DELUHI LAST TOUR -VANDALISM- 2011 at 渋谷C.C.Lemonホール
SET LIST
SE.
1.HYBRID TRUTH
2.Rebel:Sicks,Shadow:Six
3.s[K]ape:goat
4.NO SALVATION-09 remix-
5.flow snow
6.WAKE UP!
7.シェイド
8.Recall
-MC-
9.砂の泉
10.The farthest
-Drum Solo-
11.G.A.L.D
12.REVOLVER BLAST
13.Frontier
14.FOLLOW THE FUTURE
15.Baby play
16.F.T.O
17.Departure

EN1
-Bass Solo-
18.Remember the rain
-MC-
19.Ivory and Irony
20.Hello

EN2
SE.Syllable-Yggdrising-
21.星の無い夜に
-MC-
22.Orion once again
23.Two Hurt

 ラストライブと言う事でチケットはSOLD OUT。会場内は3月のKagrra,のライブと同じ様に満員の観客で埋まってましたね。開場時間が遅れた影響で20分遅れで開演しました。暗転するとステージ後方にメンバーのこれまでのエピソード的な映像が流れだしました。Ivory and IronyのピアノVerをBGMにして流すものだから開演前から既に涙ぐんでる方も結構いました。その後にリアルタイムのメンバーの登場前の映像が流れて4人が円陣を組んでる場面を見る事が出来ました。

 1曲目は大好きなHYBRID TRUTHから始まって超テンション上がりました。何となく1曲目に来るかなと思ってたんですけどやっぱJuriのデスボイス風の「HYBRID TRUTH!!」という煽り聞いただけで嬉しくなっちゃいますよね。それまではちょっとしんみりとした流れだったんですけどHYBRID TRUTHで一気にいつものDELUHIのライブのノリになりました。前1曲目にこの曲を聴いた時はJuriの声があまり出てなかったんですけど今日は最初からシャウトもクリーンボイスしっかり出ていたので良かったです。2曲目はRebel:Sicks,Shadow:Six。1番大好きな曲と1番ライブでテンション上がる曲を連続で持ってきてくれて激アツでした。ホールでやってもBメロのジャンプの一体感は健在でした。G.A.L.DとREVOLVER BLASTに隠れがちですけどRebel:Sicks,Shadow:Sixとs[K]ape:goatのコンポも畳み掛ける様に続くんで楽しいんですよね。DELUHIは2曲続けるコンポの流れが結構多い気がします。

 flow snowとWAKE UP!もそのお得意のコンポの一つだと思います。この2曲は音源だとあまり好きじゃないんですけどライブだとジャンプ、ヘドバン、拳上げと色々動きあるから盛り上がるんですよね。シェイド、Recallと先月のライブ同様大好きなこの2曲を連続で聴けるなんて思わなかったんで嬉しかったです。特にRecallは決してライブの定番曲ではないので今日はやらないかなと思っていたのであのイントロのピアノ音流れた瞬間に胸が熱くなりました。先日のライブ同様フリについての話をした後に砂の泉を披露してくれました。Juriがこんな大勢の人の前で踊るの初めてだから緊張すると言ってましたね。DELUHIっぽくない曲かもしれませんが俺はこの曲結構好きなので聴けて良かったです。The farthestはもっとメロディー重視の曲なら好きになれたのにと思う曲ですが今日はJuriのシャウトが音源以上に力強さを感じてカッコ良かったです。

 その後Sujkだけ残ってドラムソロが始まりました。終盤では「もっとー!!」とか「いけんのかーー!?」的な煽りもありましたね。途中で羅刹国のイントロに近い感じで叩いてておぉーと思いました。そしてメンバー再登場して仕切り直しという形でもはやDELUHIのお家芸とも言えるG.A.L.D、REVOLVER BLASTのコンポ。やるとわかっていても最後の「G!A!L!D!」の後の「イェーイ!!」という流れはテンション上がるんですよね。Frontierは前回のライブで聴けませんでしたので聴けて良かったです。イントロが流れた際に大量の銀テープが出てきました。後方の方にいたので取れなかったんですけどね。Baby playをこんな早くやるとはと驚いたんですけどアンコール以降のセトリ見てみるとこの位置でやって正解だった気がします。そしてF.T.O、Departureと定番曲をやって本編は終了しました。暴れ曲中心のセトリだったのでこの時点で首と腕はかなり痛かったですね。後半は広いステージを活かしてJuri、Leda、Aggyの3人は縦横無尽に動いてたと思います。Juriは最後のライブというよりは今日は旅立ちの日だからなっぽい煽りが多かった気がします。

 アンコールはAggyのベースソロから始まりました。ドラムソロよりもだいぶ時間短かったと思います。そしてメンバー登場後間髪入れずにRemember the rainへ。曲のイメージに合わせてバックの背景が青色に統一されていて綺麗でした、その後は物販紹介としたMCでした。この件については先日のライブレポで書いたので今回は触れません。物販紹介が終わった後にJuriが「Remember the rainを1曲目にやったんですけどもう1曲しっとりとした曲をやります。4人で作った最初のバラード曲です。」と話してIvory and Ironyへ。以前にも書きましたがDELUHIのバラード曲はそこまで好きじゃないんですけどこの曲だけは別です。爽やかで切ないメロディーが堪らなくツボでこの曲のイメージに合った水色のバックの背景がこの曲の良さをより引き出していたと思います。「俺達と皆の未来に向かってこの曲を歌います」と言ってHelloを歌って1回目のアンコールは終了しました。

 個人的には予想外の2回目のアンコール。1回でまとめると思ってましたからね。1曲目は星の無い夜に。前のアンコール含めて4曲連続のしっとり系の曲でしたね。そして最後のMCはスミマセンあまり覚えてません。というかSujkの涙から俺も目頭が熱くなってLedaの時点でもうダメでした。メンバーそれぞれのMCを簡単に書くと
Sujk・・・この3年半。楽しい事も辛い事もメンバー4人でわかちあってきた。メンバーそれぞれにもメッセージを送ってました。Aggyとはi-Podに入ってる曲の話を中心に色んな話をした。Juriは最初にバンドに誘ってくれた。Ledaはリーダーとして色んな事をこなして年下ながらに尊敬してる。
Aggy・・・脱退したいと言ったのは自分だけど後悔はしてないし逆に後悔してたらいけないと思う。ただステージには立ち続けたいし皆とはまた別の形で再会出来たら良いと思ってる。
Leda・・・このツアーの初日が札幌だったんだけどその当日にラストライブで超満員の会場を見て自分が大泣きしている夢を見た。DELUHIは俺の宝です。愛するメンバーのこれからの道が幸せである事を願ってます。
Juri・・・スミマセン覚えてないです。

 もうLedaの一言がヤバかったですね。いかに彼がDELUHIを愛していたかがわかる一言だと思います。しんみりとした雰囲気のの中でJuriが「今日という日を忘れない様に皆で一緒にこの曲を歌って下さい」と言って彼らの1stシングル曲であるOrion once againへ。Juriの歌とLedaのギターのみの構成でサビから入るライブアレンジでした。そしてお馴染みの最後のサビの大合唱もありました。前回は2回繰り返しただけでしたけど今回は多分5、6回は繰り返したと思います。最後は客席のみで合唱もしました。そして何度も客席を煽って最後の最後に披露してくれたのは彼らの代表曲であるTwo Hurt。解散ライブっぽく代表曲2曲を締めに持ってきましたね。最後の最後までガッツリ頭振ってきました。曲終了後はそれまで涙を見せてなかったJuriも号泣してタオルで涙をごまかしてました。最後は名残惜しいかの如くメンバー4人は客席に挨拶して最後は両隣人と手をつないでジャンプしてライブは終了しました。両隣とも綺麗なお姉さんでちょっと嬉しかったのは内緒ですwLedaが客席に「愛してる!」と言った後にJuri→Aggy→Sujkの順番で「バカ野郎俺も愛してる!」と連続で言っていて歓声が湧いてましたね。

 全23曲という俺が知る限りではDELUHIのライブで最も多く曲を披露したライブになりました。主要な曲は新旧問わず満遍なくやりましたしHYBRID TRUTH始まりのTwo Hurt締めというDELUHIを象徴する2曲を始まりと終わりに持ってくるセトリを組んだ辺り集大成と呼ぶに相応しいライブになったんじゃないですかね。個人的にも好きな曲はほぼ聴く事が出来て大満足です。

 2008年1月に結成されたDELUHIの活動期間は3年半という短い期間でした。俺は確か2008年末位に彼らと出会ったので約2年半になりますかね。結成当初から聴いてた訳ではないですけど彼らに興味を持ち始めてからは常に俺がチェックしていきたいバンドのリストから外れる事はありませんでした。その中で音源に関してもライブに関してもネガティブな事を書く回数が多いバンドだったと思います。それでも音源を聴き続け最後のライブまで観たいと思った事を考えると何だかんだ言ってもDELUHIは大好きなバンドの1つだったんだという事を再認識する事が出来ました。6、7、8月と3カ月連続でDELUHIを観てきましたがどのライブも観に行って良かったと思える素晴らしいライブばかりでした。そして先日のライブレポの最後に今日のライブは悔いは残さないよう全力で楽しんでこようと思いますと書きましたがその言葉通り最後の彼らの勇姿を目に焼き付けて悔いを残さず楽しむ事が出来ました。そんなライブを見せてくれたメンバー、関係者に本当に感謝しています。

 長期間リアルタイムで追い続けてきたバンドの解散は残念ですがJuri、Leda、Aggy、Sujkの4人の今後の活躍を心から願ってます。ありがとうDELUHI。

 こんな感じでレポ終了です。参戦された方々お疲れ様でした。レポ読んで下さった方々もありがとうございました。