実は俺の職場は等々力競技場から30分位のとこにあるんです。今日仕事終わったのは6時45分。当日券が若干出るのは知っていたし急いで行けば前半途中には間に合うと思いまして急いで会社出て電車、バスを乗り継いで着いたのは7時半。幸いホーム側ではありますが当日券も残ってましたので前半途中からではありますが4月のグランパス戦以来3カ月ぶりのレッズの応援に行く事が出来ました。
俺が到着した時点で試合は1-0でレッズがリード。柏木のスルーパスをきっかけに生まれたオウンゴールで先制したそうです。前半は特に見所なかったですね。気が付いたのは原口と柏木の金髪コンビが背番号みないと区別が付かない事位ですかねw
ハーフタイム中に座席探してたら幸運にもアウェー側に近い席が1つ空いてて後半はそこで観てました。雨が少し強くなってきてどうなるかと思いましたが試合が進むにつれ止んでいったので良かったです。
後半は攻めるフロンターレ、守るレッズの構図が続きましたが序盤にカウンターを軸に決定機を作ったのはレッズでした。原口のクロスからの直輝のシュート、セットプレーのこぼれ球からの達也のシュートのどちらかが決まってればもしくは啓太のスルーパスに抜け出した原口の突破がPKの判定を得ていればもっと楽な試合になっていたかもしれませんね。
そのチャンスを活かせずにいると徐々にフロンターレペースになっていきました。何度かピンチを迎えた場面もありましたがGKの加藤を中心とした堅い守りでフロンターレの猛攻をしのいでました。特に後半終了間際の1対1のシュートを止めた反応は見事でしたね。そして1点を守りきり試合終了。強敵フロンターレを撃破して今季初のリーグ戦連勝を飾りました。
残念ながらゴールシーンは観れませんでしたが06年を彷彿とさせる堅い守備でフロンターレの強力攻撃陣を抑え込みましたね。特に加藤の安定感は抜群でした。スピラノビッチ、永田のCB陣もひやっとさせる場面もありましたが相手に主導権を握らせてませんでした。攻撃陣は新外国人のデスポトビッチは競り負ける場面も多く本調子という訳ではありませんでしたが運動量は豊富だし惜しいシュートも1本あったので期待を持たせてくれるプレーでした。チームにフィットしてくればもっと活躍できると思います。
代表候補に選ばれた3人についても簡単に書いていきます。1番期待してた原口は怪我明けで本調子でない上に厳しいマークにあって啓太のスルーパスに抜け出した場面以外は目立った場面はありませんでした。今後は今日の様な厳しいマークに遭い続けるのは間違いないのでそのマークをかいくぐって怪我前の様な活躍が見せられるかどうか注目ですね。直輝はよく動いてパスも散らし続けて交代するまで献身的に動いてたと思います。体格上競り合いに勝つのは厳しいのでどんどん動いてマークを外した状態を多く作ってもらいたいです。柏木は自分でパスを出すだけでなく自分から飛び出してゴールを狙う動きも見せて調子が上向きになってる事が素人目にもわかる位軽快なプレーを魅せてくれました。セットプレーのキッカーもマルシオ以上に任される場面も多くチームの中心的立場の選手に戻りつつありますね。ゴールに絡むプレーもあり3人の中では1番目立っていたんじゃないでしょう亜k。原口同様今後は厳しいマークの中で好調時のプレーを維持できる動きを見せてもらいたいです。
一方のフロンターレでは右サイドの登里という選手のプレーが印象的でした。フロンターレのチャンスは後半から出場した中村憲剛のパスか彼の突破から生み出されていたと思います。ただ過去散々苦しめられたジュニーニョが殆どチャンスに絡めていませんでしたね。年齢による衰えが徐々に見え始めたのかもしれませんね。今日の試合の敗戦で俺が観戦した等々力競技場でのフロンターレ全勝神話が7でストップしました。まぁ俺はあくまでレッズサポなので神話が途切れるよりもレッズの勝利を喜びたいと思います。
今日の勝利で順位もようやく10位まで上がってきました。少しずつ降格圏内から離れてきたのは嬉しい事であります。連戦が続く7月を4勝3分けと無敗で乗り切れたのは大きい事だと思います。フロンターレやグランパスの様な強敵相手にも勝利出来る以上レッズは10位に甘んじてはいけないクラブだと思います。8月以降も堅い守備を軸に勝ち点を積み重ねて順位を上げてもらいたいものです。暑さと豪雨の中で観戦された皆様お疲れ様でした。