長野堰を後にし、南高崎駅方面へ向かいます
この辺りに気になる場所があるはずなのでした
こないだ見た高崎観光協会のパンフレットの表紙がこの御方でした
烏天狗様
おわす地は高崎は佐野(旧群馬郡佐野村)の琴平神社とあり、先日訪れた佐野橋のことも書かれていて
(ひとつ出会いがあると不思議と次へとつながってゆくものです)
これは会いに来よ、とのお導きではないかと思い機会を覗っていたのです
琴平神社へは、駅方面(東側)からだと道沿いにはゆけず、いったん城南大橋交差点の高架を渡って右折2回すると
この信号の前にでます (高架工事中のため複雑な行き方になっているもよう)
信号を渡ると隣接する荘厳寺の参道があり
さらに先に進むとお宮の門が見えました
後で知ったのですが、この裏側には金剛力士像が対になっておわすそうです
表裏一体、神仏習合の珍しい形なのだとか また見にゆかなくては・・・
この先には 天神様
右折して進むと 琴平神社 があります
石段には狛犬ならぬ 2体の天狗様
右に大天狗様と
左には烏天狗様
凛々しいお顔 初めてお目にかかりました
奥の絵馬殿には様々な絵馬が奉納されていました
天狗様のお隣には祠があり、中にお稲荷様が祀られています 神聖な空間でした
このお宮全体も古墳の上に建っているそうです
琴平神社は、かつて 秩父三十四観音霊場めぐりにむかう参拝者が落ちあう場所であり、
東側を通る鎌倉街道(その昔武者が鎌倉に馳せ参じる時の軍事道路)には、秩父への道しるべや道祖神が残っているとのこと
周辺にも興味深いものがたくさんありそうです
また訪れてみたい場所でした
(ちょっと休憩)
神社ちかくの路地で
家ねこさんがいたので あいさつしたら
目の前でごろん 「やあ、よくきたね」
むふふ、すてきな毛並ですね 「ナデナデしても許す」
「ほらほら このスバラシイ三毛模様をみたまえ」
って スゴク懐っこい方だったのですが 写真をとる一瞬に限って、目線をそらすのダ
もう・・・このツンデレぶり・・・たまりません~
閑話休題
琴平神社の 近くにある神社
1.定家(ていか)神社
鎌倉時代初期に活躍した歌人、藤原定家を祀る
もともとこの「佐野」の地が(万葉の時代から)歌枕として有名だった
それと定家の「駒とめて袖うちはらうかげもなし 佐野の渡の雪の夕ぐれ」の歌を結びつけた、とされる
2、常世(つねよ)神社
鎌倉時代の武人佐野源左衛門常世を祀る
(栃木県佐野市にあった)領地を横領された常世が移り住んだ屋敷跡で、謡曲『鉢木』の舞台になっている
大雪の晩、窮迫の生活をしていた常世の下に、碓氷峠を越えて鎌倉に帰る旅の僧(実は執権北条時頼)が一夜の宿を求めて訪れた。
薪がないので大切にしていた盆栽の(梅・松・桜の)鉢の木を焚いて暖をとらせ、
「貧しくても御家人としての心は忘れておらず、鎌倉に事あれば馳せ参じる」と語った。
その後、鎌倉への緊急招集に馳せ参じ、時頼から鉢木にちなんだ領地を与えられた。
ここから川に向かって少し行くと 上州電鉄「佐野のわたし駅」
平成26年12月にできたばかりの新しい駅です
そして また佐野橋へ
いったん県道30号にでてから鏑川で上流に折れ 鏑川CR
土手のホトケノザ、とっても元気に♪
市民ゴルフ場を迂回して中山道
群馬の森を抜け この辺で雲行きが怪しくなってきたので 公園に寄らずに先を急ぐ
井野川へ
あとはずーっと井野川CR(=高崎伊勢崎自転車道)で 浜川まで北上
たくさん水鳥のいる川辺をながめつつ~ (一羽だけ黒鳥さんも♪)
春を感じつつ 軽快にペダルを漕いで帰りました
水の流れに沿ってライド 走行距離77㎞ 長らくおつきあいいただきありがとうございました
(おまけ) ぐんまちゃんローディバージョン
井野川CRの工事迂回箇所にて
かっこいい~