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主として社会情勢に対する感想。

新首相に懸念

2007-09-25 08:59:11 | Weblog
本日行われる首相指名選挙で福田康夫自民党新総裁が安倍晋三氏に代わって
第91代目の日本国内閣総理大臣になる。
まことに慶賀なことと申し上げたいところであるが、一抹の不安をぬぐいきれない。
というのは、
靖国参拝をどうするかと記者に問われたとき、「相手の嫌がることはしないほうがいい」と、いとも簡単に返答された。まことに、正直な方である。
しかし、もうすぐ日本国の総理大臣になろうとする人の発言としてはいただけない。
いささかまずかったのではないか。
なぜなら、
中国や韓国に重大なメッセージを発信していると言う自覚がおありであったか。
こうした質問には、もう少し慎重に振舞われるべきではないか。
こうした懸念をどうしてもぬぐえないからである。
小泉首相や安倍首相の苦悩を理解されているなら、もう少し別の言い方があった筈である。
その発言は中国や韓国に、
靖国問題にかかわる歴史認識について相手国の主張を全面的に認めると言うことを新首相は明確に言われたと受け止められかねない、と思うからである。

したがって靖国に関する限り、参拝しないなどと総理は軽々に言うべきではない。
なんと言おうが、「靖国は日本人の心=魂」そのものである。
総理にはこの認識の上に立って発言してもらいたいのである。