感想!

主として社会情勢に対する感想。

問題の多い小沢訪中団

2007-12-26 11:03:12 | Weblog
先の第21回 参議院選挙(2007. 7.29 )で 圧勝し、参議院第1党に なった民主党党首として400人の訪中団を組み12月6日、胡錦濤国家主席に会いに行った小沢民主党党首。
それはまるで出世した息子が現在の地位を親許に報告にかえるがごときに嬉々としたものであった。
しかし、この姿を日本国の外交としてみるとき国益がまたひとつ損なわれたと思わざるをえない。

問題点
①国会会期中の訪中であった(前例はあるといっても国家はいま異常事態だ)
②「南京」も「東シナ海のガス田」も「慰安婦」も「靖国」も話題にならない
 中国側から日本の巨額な対中支援に対する謝意も示されない、ただただ日中友好(納得できない)
③インド洋での海上自衛隊の補給支援を中断させ、親中姿勢を見せることへの疑問(小沢氏は
 補給支援を中断させた中心人物)
④衆参の国会議員40数人、一般人を加えると400人を超える大きな土産(中国側から見ればまさに土産だろう)
⑤へりくだり外交・こび外交(その屈辱的TV画像が世界に発信された)(日米関係はさらに悪化か)


やっぱり小沢民主党には政権を託すことは出来ない。

自公よ、民主に政権交代してみてはどうか!

2007-12-22 09:13:19 | Weblog
このところの政治の閉塞感を観るにつけ思うことだが、自公よ!民主に政権交代をしてみてはどうか。

権力は例外なく腐ると言われるが、年金問題や防衛省の不祥事を観ているとつくづくそう思う。

沖縄戦の教科書検定問題も抗議集会にうろたえた渡海文化相の見識のなさに呆れてはいたが、これはどうやら妥当な結論に至ったようでほっとしている。

そういえば、かつての厚生事務次官・岡光序治の汚職事件が昨日のことのように思い出される。

政権政党にある者たちの弛緩し切った精神を鍛えなおすには、どうやら政権交代以外には良薬がなさそうだ。

残念ながら、・・・・・・・・・・・


額賀福志郎元防衛庁長官の国会証人喚問問題

2007-12-03 08:32:55 | Weblog
額賀福志郎元防衛庁長官の国会証人喚問問題

すると言ったり、しないと言ったり野党はどうなっいているのか。

額賀福志郎元防衛庁長官に関する守屋武昌前防衛事務次官の議会証言に守屋氏の思い違いがあるのではと額賀氏側からそれらしい証拠を示して疑義が出たら、とたんにこの問題についての野党の足並みが乱れた。
そして野党を束ねる民主党は額賀氏の国会証人喚問を見送ると言い出した。

どうも野党は額賀福志郎元防衛庁長官を追い詰める確たる証拠を持たないで国会証人喚問だと騒いでいたのではないか。
とにかく額賀氏と守屋氏を国会の場に引き出せば額賀氏への疑惑を守屋氏が証明してくれる。
そう思っていたのではないか。なぜなら、すでに守屋氏は額賀氏も久間章生元防衛大臣も疑惑の会議・宴席に同席していたと思うと証言しているからである。守屋氏は己が偽証罪に問われないために必死になる筈だ。そう思ったのだ。

ところが、その野党のもくろみは守屋武昌前防衛事務次官の逮捕によってもろくも崩れた。
額賀福志郎元防衛庁長官を単独で国会証人喚問を行っても疑惑を追求するだけの証拠を野党は持っていない。

ここにきて、あの悪夢が思い起こされた。
まさにそれは永田寿康元衆議院議員の堀江メール問題のトラウマ、後遺症だ。

この問題・額賀福志郎元防衛庁長官の国会証人喚問問題をどう収拾させるか。もっともらしい理屈を考えた。それが、「国会証人喚問は全会一致の原則」で行われるべきであるであると言う珍説だ。野党同志の全会一致ではなく与党も含めた全会一致でそれはなされるべきだというのである。

こうなるともう永久に国会議員の国会証人喚問というものは行われないであろう。笑止というほかない。