感想!

主として社会情勢に対する感想。

日本の歴史に誇りを!

2009-10-01 08:15:07 | Weblog
日本人としての自信を取り戻そうという動きは、いましずかな胎動を始めている。
武道ブーム、戦国歴史ブームにそれが伺える。それらの動きのなかに歴史を
肯定的に(真実を)捉えようとする感覚・感情の蠢きがなんとも心強くて喜ばしい。

今では江戸時代を暗黒時代とする歴史観を持つ人は少数派になった。
18世紀半ば頃、世界最大の大都市は、ロンドン、パリ、北京などではなく日本の
江戸であった。1721年に江戸の人口はすでに百万を超えていた。
江戸は世界中のどの都市よりもインフラが進み、住みよい都市であったのである。

社会の住みよさは人口の増減をみればおおよその想像がつく。
朝鮮半島の人口、
歴史の一時期(1905~1945 日本の統治下)、日本は朝鮮民族を虐げたと轟々たる
非難にさらされた。
しかし、「親日派のための弁明」( 金 完燮 著 荒木和博 荒木信子訳)
「日本の統治によって、民衆は初めて文明を経験し、幸福を手に入れた」などの
著書により真実はどうであったか、今日、少しずつ明らかになってきているので
ある。
ともあれ、その人口推移は、
1850年の李朝末期を基準にとると、1906年の日本の保護国となった翌年
までの56年間に30%程度の増加ベースでしかなかったものが、
1906年より日本の敗戦の前年1944年までの38年間の人口増加ベースは、
156%という驚異的なものであったのだ。

台湾の日本統治時代(1895~1945年)をみてもわかる。後藤新平、原敬などによ
る植民地経営は西欧諸国のそれと異なり、内地と同等の生活の向上を目指したも
ので、世界に冠たるものであった。日本は台湾の近代化に大きな貢献をした。

昨日の新聞は、旧石器時代中期の石器が出雲砂原遺跡(12万年前の地層)より
出土した、と報じた。
これはネアンデルタール人などと同時期に日本にすでに人(われわれの先祖?)
が居住していたことを意味する。(H.21.9.30中国新聞朝刊)
いずれにしろ、日本における歴史の始まりは非常に古いということがわかる。

忘れてならないのは、皇室である。
神武天皇が国づくりをされて以来、神武天皇の子孫が代々皇位を継承され、万世
一系のもとに、二千七百年、百二十五代にわたる天皇の歴史は、世界に類を見な
いものである。いつの時代も日本人は、皇室を崇め敬愛し生活を営んできた。
皇室は日本が世界に誇れる最大最高のもである。

日本は四方を海に囲まれ、国土の6割以上の森林を持ち、漁業資源・水資源とも
に恵まれ、四季に応じて醸し出される美しい景観は、日本人の心にもののあわれ、
わびさびの心や詩情豊かな精神をも育んだ。世界に誇りうる歴史と隣人を大切に
思う風土に生きるわれわれは、神に先祖に感謝し、先祖が残した多くの輝かしい
歴史を引き継ぎ、子孫にそれを相続させる義務を負うのではなかろうか。