感想!

主として社会情勢に対する感想。

ゆとり教育は陰謀!

2004-10-11 21:50:19 | Weblog
ゆとり教育は愚民化教育であり、日本国の弱体化を意図する陰謀にもとづく
教育である。

ゆとり教育をスタートさせるはじめにおいて、その結果が十分予想された
にもかかわらず、これを実施したことは陰謀以外のなにものでもないといわ
ざるをえない。

学力において、いまやわが国は世界の多くの国の劣位に甘んじるにいたった
のである。
教科書は薄っぺらになり、授業時数は大きく削減された結果の、
これは当然の帰結であった。

そればかりではない。
学校は秩序をを失い、青少年は努力することを忘れるという憂慮すべき事態
を生んだ。

こうして育った将来への夢を持たない青少年が、刹那的で頽廃的で無政府
主義的行動にしばしばはしるという状況をつくりだしている。
現在、このことは国家の不安要因ともなっているのである。


こうした事態になったのは、国民の教育に対する無関心、よくいえば政府に
対する絶対的信頼のなせる結果であった。
政府がまさか愚民化(政策)教育を意図するとは考えてもみなかったということ
であろう。


国が繁栄するのも衰退するのも教育に負うところが非常に大きいということを、
もっともっとわれわれは認識すべきだということである。


昨今、このような学力不足を省みず外国語習得にのみ現を抜かしている人たち
の姿をみるにつけ大変疑問を感ぜずにはおれない。

NAEE2002は、日本の大学生の多くは、分数や少数の計算が完全にはで
きないという調査報告をしている。
また、小学校の算数から四桁どうしの足し算や引き算がなくなっている。これ
では5千円札で買い物をしたときにおつりの計算ができないのでは。
とも述べている。


外国語習得もいいが、先ずその前に、ある程度の学力を身につけることが必要
であろう。
さもないと国際社会に通用する人間にはなれない。


それもこれも、教育とはどういうものか。
教育原理とでも云うのであろうか。そういうものがきちっとしていない。
そこら辺に問題の根源がありそうに思われるのである。


教育には「昔から洋の東西を問わず、行われてきた方法」というものが存在
する。
これを忘れては成り立たないということを、われわれは知らなければならない。


教育は「強制、競争、挑戦」ということを抜きにしては成り立たないもので
ある。
嫌がってもやらせる。だれよりもできることへの努力。未知なものへの挑戦。
この3つのことの実践の繰り返しで、はじめて生活に必要な力がつくのである。


今日の学校にはこれらがない。
すなわち、教育は行われていないといっても過言ではない。

ゆとり教育や人権教育(人権運動教育)は即刻やめるべきである。





以下を参照されたい。

NAEE2002 → http://www.naee2002.gr.jp/

八木秀次氏講演  → http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/8618/past020921.html

http://members.goo.ne.jp/home/rungorungo/main の ブログ