感想!

主として社会情勢に対する感想。

慰安婦問題に関する対日非難決議に思う

2007-06-29 08:47:02 | Weblog
この問題に関し米議会に動きのあることはかなり以前から承知していた。
米下院外交委で、まさか決議を見るとは思わなかった。

これを知ったとき正直、次のようなことが頭をよぎったのである。
①対日非難決議、これは日米の分断を企むものだ(喜ぶのは中国だ)
②米国指導者層に日本をよく知る人たちが居ない(日本についての無理解)
③日米指導者層の間に個人的交流が希薄
④日本国としての日常的「諜報」「謀略」「防諜」「宣伝」活動(秘密戦)の不足
⑤秘密戦のプロを養成する必要(旧陸軍中野学校のような学校の復活)
 =日本の進むべき道等の研究者やそれらしい組織はあるものの実行・実践部隊が居ない=
⑥対日非難決議案のようなことが度重なると、いつか来た道に陥るおそれがある
⑦この決議は、人道問題・人権問題で世界中の国が日本非難の方向に動き出す起爆剤になるだろう

わたしは日米安保条約に基く日米同盟を重要と考え、これからもこれをしっかり堅持していかなければならないと強く思っている。
だから、今回のような出来事を無視できない。非常に憂いを持ってみている。
今後、元慰安婦やこの人たちを担ぐ運動団体を勢いづかせることは容易に想像できる。
さらに、拉致問題や日本の悲願である国連常任理事国入りにも大きな障害となることは否めない。
靖国問題や歴史認識問題にも世界の国々は中国に味方する観方になるだろう。
それよりも何よりも日米同盟にひびが入りかねない。

大げさではなく、
世界中が注視する米国議会での、今回の対日非難決議の影響は決して小さな出来事ではない。

思い上がりも甚だしい、米国

2007-06-27 08:30:13 | Weblog
「慰安婦決議案を可決 米下院外交委 首相の公式謝罪促す
米下院外交委員会(ラントス委員長)は26日、慰安婦問題に関する対日非難決議案を原案を一部修正のうえ、賛成多数で可決した。
修正後の決議案は、表現をやや緩やかに改めているものの、日本の首相による公式謝罪を依然促す内容となっている。」
「ラントス委員長は今月16日、地元ロサンゼルスでの集会で「本会議に持ち込むことも私の責任だと考える」と述べており、来月中にも採決にかけられる見通しだ。」
上記はSANKEIWEBより抜粋

米国はいつも自分たちの遣っていることは正義だと思っているのだろうか。
そもそもあの太平洋戦争だって米国が誘導し日本に戦争を余儀なくさせたものだ。おまけにこの戦争の中で無慈悲にも原爆を用いて非戦闘員である多数の国民を繰り返し(広島と長崎で)大殺戮した。
どんな言い訳をしようともこの事実を消すことは出来ない。

イラク戦争をみても、イラク攻撃の大義名分となった大量破壊兵器などどこにもなかった。単にイラク国民を混乱に落とし入れフセイン政権時代以上の不幸を強いただけだ。少なくとも現時点ではそうだ。
同じ大量破壊兵器問題でも北朝鮮に関してはイラクの場合とぜんぜん違った対応だ。イラクは疑惑で攻撃され、北朝鮮は確証があっても攻撃されず外交交渉だ。
イラク攻撃の大義名分とは一体全体なんだったのか。こうしてみると、イラクの場合には石油の利権問題が絡んでいたという噂は本当だったような気がしてくる。

少なくとも中国や韓国が主張しているような慰安婦問題など日本には事実どこにもなかった。
政治は歴史事実すら歪めると言うが、慰安婦問題に関する対日非難決議をすることによって米国は何を企んでいるのか。嘘の歴史事実を固定化させることなのか。
それで何を得ようと言うのか。
単に歴史のアンパイアを請うて出るだけではなかろう。もしそうだとすれば思い上がりも甚だしい。

こんな米国をいつまでも信用していていいのだろうか。


岐路に立つ日本

2007-06-16 19:43:12 | Weblog
安倍内閣の支持率が急速に下がっている。そのことを憂える。
その原因のおもなものは、疑惑を抱えたまま自殺された松岡利勝前農林水産大臣の問題、社会保険庁の年金加入記録のずさんな管理問題の二つであろう。
松岡前農林水産大臣の問題では任命責任が問われ、年金問題では政府の管理責任が問われている。
ここで冷静に考えなくてはならないのは、仮に安倍内閣をつぶして日本はよくなるかと言えば絶対にNOである。
たしかに松岡氏は悪い噂の多かった人らしいが、安倍晋三総理は早期解決を迫られている日本の農林水産問題の処理にはこの人を措いて他にないと決断された。噂の段階でその人の能力を殺してしまうにはあまりにも惜しいと思われた。現に農林水産問題で彼の右に出るものは居なかったのだ。
もうひとつの年金問題は過去の歴代内閣が先送りしてきた問題で安倍総理一人を追及するのは酷と言うものである。安倍内閣はこの問題の解決に当たってできることはすべてやろうと頑張っておられる。もし万一安倍内閣をこの段階で潰してしまうと混乱がさらに混乱を生みそれだけ問題解決は先送りされることになるのである。

日本はいまや重要な岐路にある。人間らしさを喪失した日本人が戦後大量生産された。一般社会においては言うに及ばず政治の世界にも官僚の世界にも例外なくこのような人間が増えた。
教育と社会のあり方に大きな問題があったからだ。こうした問題に真正面から取り組もうとしているののが安倍内閣だ。この内閣が誕生してまだそれほど経っていないがその気概を感じ支持する気持ちを強くしているところである。

安倍内閣において、
日本がいや日本人が生まれ変わる道を選ぶのか、
別の内閣において、
これまでの道に逆戻りするのか。冷静に考えなくてはならない。
安倍内閣を潰すようなことがあってはならないのだ。

今こそ冷静な判断を

2007-06-05 11:21:56 | Weblog
年金問題がわれわれにとって非常に重要な問題であることはその通りである。
だから納得のいく対処を政府にお願いする。

それはそれとして、こうしたときであるからこそ国民に冷静さが求められるように思う。

木を見て森を見ずであってはならない。
われわれ国民は日本丸という船に大勢で乗っている言わば同乗者仲間である。乗組員に預けたパンを必要なときに渡してもらえないというのは確かに大きな問題だ。
しかし日本丸という船を沈没させてしまったり失ってしまったらそれこそ元も子もないのだ。
周りには海賊船まがいの怪しい船もあちこちに存在する。船中には不埒な乗組員も同乗者も居る。
乗組員に扮したスパイや工作員も居るだろう。そんな環境下に日本丸はあるのだ。

そこで言いたい。われわれ国民は常に広い視野を持ちつつこのパンの問題の解決を図らなければならない。
多くの善良な同乗者のための治安対策は勿論のこと、日本丸そのものの安全を確保してくれる政府を求めなければならない。参院選もまじかにある。それだけに一時の感情に走るべきではない。

どんな政府が日本のために必要なのか。しっかり考えることが大切である。

動き出した日本

2007-06-02 08:16:29 | Weblog
がん細胞が身体のあちこちにみられ最早手術も手をくれか、日本はそんな心配な状況にあった。
ここに安倍内閣が誕生し健康を取り戻すためのあらゆる努力が始まった。
国民も瀕死の状態にある日本をやっと認識するに至った。
これまで日教組に押し捲られ手出し出来なかった教育改革にも大鉈が振るわれ、
国防問題にも大きな動きが見られるようになった。腐り切った社会保険庁にも一定の改革がなされ、公務員の天下り問題にも早晩決着が付く動きにある。
いまや確実に誇りうる日本再建へ向け動き出したのである。

そうした中、審議が不十分で拙速だ、参院選を控えての安倍内閣の実績作りだと野党は批判に明け暮れしている。

わたしは思うのだが、現在日本のおかれている状況をしっかり認識し日本の行く末を心配しいま何をすべきかを考え私利私欲に走ることなく政治を進める力のある人は安倍晋三氏以外にはないと思っている。
ここに全幅の信頼をおき安倍内閣をしっかり支持していくことをみなさんに呼びかけたい。