愚図の鳩山由紀夫と権力亡者小沢一郎はまことに相性がよい組み合わせである。いまのところは。
「タバコ屋の看板娘」と言っても若い人にはわかりにくいかもしれないが、今様にいえば「人寄せパンダ」それが鳩山由紀夫で、小沢一郎の方は猿回しの猿使いに見立てることが出来そうである。
「人寄せパンダ」鳩山由紀夫は、優しそうな容姿風貌、ソフトな語り口、思慮深かそうな話術でいかにも紳士然として一見好感が持てる好人物である。真実は愚図で不決断の男であるのだが。
いつぽうの小沢一郎は、恐ろしげで、威圧的で、高みから人を見下す雰囲気をかもしている男としての印象が強い。
事実、なんでももっともらしく話すので、それなりにひとは納得させられる。
かれには利害関係を考える計算高い者以外は間違っても寄り付かないだろう。
鳩山由紀夫と小沢一郎のふたりは互いの弱点を補完しあって、二人三脚で今日の政権を手中に収めている。
しかし、鳩山由紀夫は小沢一郎に利用できる間は利用され、その価値がなくなればさっさと捨てられるだろう。
それが見られる日はそう遠くない筈である。(小沢一郎は愚図はほんとは嫌いなのだ。)
その時、小沢一郎は猿回しの猿使いであり続けるか、自ら主役として表舞台に立つか興味のあるところだ。
さて、今回の小沢一郎による天皇陛下と習近平国家副主席の異例会見の強行設定についてであるが、
二つの点において、小沢一郎は間違いを犯した。
①この特例会見について、自分は何の働きかけもしていないといいながら、向きになってこの会見(天皇陛下と習近平国家副主席の異例会見)の合法性を説き、皆さんは無知だから教えてやるんだと言わんばかりにしゃべり、
最後に、「わかった?」と念を押す態度に思わず笑ってしまった。「頭隠して尻隠さず」とはまさにこのことだ。
自分がこの会見を強行設定させた張本人であることを白状しているのだ。
②かれはおのれの憲法解釈に錯誤があることにまったく気付いていない。これまでよく政治家が続けられたものだとあきれかえる。「指導と助言」と言う言葉にのみ囚われ、内閣が天皇陛下を自由に扱えると思い込んでいる。かれの頭には権力の世界しかなく、すべて上下関係でものを見ようとする癖があるようだ。
百歩譲って上下関係のみで言っても、形式上も実質の上からも、天皇陛下は総理大臣の上位の存在なのだ。
その証拠に、習近平国家副主席は無理を承知で天皇陛下との会見を望んだのである。
天皇陛下の会見を得ることは、習近平国家副主席にとって無上の勲章であり箔がつくからだ。
天皇陛下は日本国の象徴。この意味を考えなければならない。「天皇陛下は日本国そのもの」で、総理大臣とは重み・位において雲泥の差がある。憲法を勉強しなくてはならないのは、小沢一郎、あなたの方ですよ、と言いたい。
「タバコ屋の看板娘」と言っても若い人にはわかりにくいかもしれないが、今様にいえば「人寄せパンダ」それが鳩山由紀夫で、小沢一郎の方は猿回しの猿使いに見立てることが出来そうである。
「人寄せパンダ」鳩山由紀夫は、優しそうな容姿風貌、ソフトな語り口、思慮深かそうな話術でいかにも紳士然として一見好感が持てる好人物である。真実は愚図で不決断の男であるのだが。
いつぽうの小沢一郎は、恐ろしげで、威圧的で、高みから人を見下す雰囲気をかもしている男としての印象が強い。
事実、なんでももっともらしく話すので、それなりにひとは納得させられる。
かれには利害関係を考える計算高い者以外は間違っても寄り付かないだろう。
鳩山由紀夫と小沢一郎のふたりは互いの弱点を補完しあって、二人三脚で今日の政権を手中に収めている。
しかし、鳩山由紀夫は小沢一郎に利用できる間は利用され、その価値がなくなればさっさと捨てられるだろう。
それが見られる日はそう遠くない筈である。(小沢一郎は愚図はほんとは嫌いなのだ。)
その時、小沢一郎は猿回しの猿使いであり続けるか、自ら主役として表舞台に立つか興味のあるところだ。
さて、今回の小沢一郎による天皇陛下と習近平国家副主席の異例会見の強行設定についてであるが、
二つの点において、小沢一郎は間違いを犯した。
①この特例会見について、自分は何の働きかけもしていないといいながら、向きになってこの会見(天皇陛下と習近平国家副主席の異例会見)の合法性を説き、皆さんは無知だから教えてやるんだと言わんばかりにしゃべり、
最後に、「わかった?」と念を押す態度に思わず笑ってしまった。「頭隠して尻隠さず」とはまさにこのことだ。
自分がこの会見を強行設定させた張本人であることを白状しているのだ。
②かれはおのれの憲法解釈に錯誤があることにまったく気付いていない。これまでよく政治家が続けられたものだとあきれかえる。「指導と助言」と言う言葉にのみ囚われ、内閣が天皇陛下を自由に扱えると思い込んでいる。かれの頭には権力の世界しかなく、すべて上下関係でものを見ようとする癖があるようだ。
百歩譲って上下関係のみで言っても、形式上も実質の上からも、天皇陛下は総理大臣の上位の存在なのだ。
その証拠に、習近平国家副主席は無理を承知で天皇陛下との会見を望んだのである。
天皇陛下の会見を得ることは、習近平国家副主席にとって無上の勲章であり箔がつくからだ。
天皇陛下は日本国の象徴。この意味を考えなければならない。「天皇陛下は日本国そのもの」で、総理大臣とは重み・位において雲泥の差がある。憲法を勉強しなくてはならないのは、小沢一郎、あなたの方ですよ、と言いたい。