感想!

主として社会情勢に対する感想。

自民党離れを止めるには

2008-06-12 08:49:54 | Weblog
福田首相の問責決議が11日の参院本会議で可決された。福田首相の反応を国民は大きな関心をもって注視した。いかに法的拘束力がないとはいえ、少しの痛痒も感じない態度は立派と言うか愚かと言うかたたただ呆れるばかりである。福田首相はやはり衆院解散か総辞職を即表明すべきであった。
是は是、非は非として出直すことを選択すべきであった。
そうしなかった付けは大きい。国民は政治に対する不信を益々募らせ、政治離れはこれまで以上に加速するであろう。
そうして、足掻けば足掻くほど自民党離れは進むのだ。日本人は潔いことが好きだ。日本人は理屈よりも感情が優先するのだ。小泉フィーバーを思い出せ。
今日(12日)衆院で内閣信任決議案を可決して対抗すると言うが、こうしたことは日本人の性に合わない。衆院で内閣信任決議案の可決される前に総理の決断があれば、まだピンチをチャンスに変えることも可能。これが最後の機会だ、時間との勝負だ。さあ、総理どうする。



(以下はアサヒ・コムより抜粋)
 民主党が社民、国民新両党と共同で参院に提出した福田首相の問責決議が11日の本会議で可決された。
現憲法下で首相問責は初めてで、首相は不適格との意思を参院として示したことになる。
だが、法的拘束力はないため、首相は衆院解散も総辞職もしない考え。与党は12日に衆院で内閣信任決議案を可決して対抗する。民主党は今国会は衆参両院で審議に応じない方針で、21日まで延長される予定の国会はほぼ空転状態となる。

 福田首相は11日夜、問責決議可決について「重く受け止めます」と語った。野党が求める衆院解散には「総合的に全体をみてどうするかということだ」と語ったが、解散や総辞職には応じない考えだ。


増税について

2008-06-03 08:58:41 | Weblog
財源難では行政サービスが十分に出来ない。福祉予算削減も已むを得ない。
などと、まるで脅し文句を聞くことが多くなった。そればかりか、
すでに消費税の値上げ率の話までもが盛んに飛び交う。
政治家の頭はどこかおかしいのではないか。

現状では増税や新税導入を絶対に容認できない。
①むだ遣いが多すぎる⇒週刊誌によると、分かっただけでも85兆円もの血税が浪費されている、という。
話半分としても、巨額の無駄遣いがあることは事実であろう。
②利権がらみ予算⇒長崎新幹線が好例(地元民は反対している)
③財源不足の欺瞞・虚構⇒各省庁に向けて遠慮なき予算要求の提出指示がなされたと聞く。(増税の根拠づくりか)
④むちゃくちゃな税制⇒車の所有者についていえば、所有について課税されその上ガソリンを注ぐごとに課税され高速を走る度に料金を徴収され、これでは二重にも三重にも税を納めている感覚だ。
⑤まず所得政策に力を入れよ⇒可処分所得を増やし家計を楽にする政策を進めることが先決だろう。低賃金に喘ぐ庶民は青息吐息だ。

それでも増税するなら金のあるところから取れ。
①政治の基本原則に戻れ⇒金は自然に任せれば金持ちに収斂する。それを常時、金持ちから貧乏人へ移行させる方法・道筋をつくるのが政治の基本だ。
②生活困窮者にいま以上の負担を強いるな⇒形式的平等、公平主義は生活困窮者を追い詰め不安定社会を現出する。(アノミー社会)
③安易過ぎる消費税率アップ論⇒金持ちの理屈だ。貧乏人には堪える。まず食生活に影響が出る。虚弱体質・罹病体質になり医療費が嵩むようになることは目に見えている。


*後期高齢者医療制度の背景
①高齢者の医療費の突出⇒75歳以上が際立って顕著
②平等、公平主義⇒一律定額徴収
③お年よりは金持ちという神話⇒すんなり受け入れられる筈(誤算だった)

*経済格差肯定論者の驕り
金持ちに成れないのは努力が足りないから、という者がいる。それも完全否定しないが努力しようにも出来ない者もいるのだ。