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Runrun日記

~ わがままを控えて一日全う、ひび楽し ~ 団塊世代の独り言
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国境を越えたウクライナ人

2022年08月25日 | 本と雑誌
時々 最低気温:25.3℃ 最高気温:29.2℃

 今日は、F医科大学病院の床屋に行って来ました。昨年入院した時から、床屋はここばかりです。(笑) 入院中は病棟の洗面所でカットしてくれました。退院してからは通院時の診察の後。今日は、通院日じゃなかったけれど、髪が伸び過ぎたので。

コーヒーを飲みながら この病院は、非常に大きな病院です。通院の時は検査室や診察室を長い廊下を巡って移動しなければならないので、妻は車いすを押して移動してくれます。今日は床屋だけなので杖でも移動できる? 仕舞った、廊下で迷子になった 結構な距離を歩きました。(笑)
 帰りに、院内のレストランでコーヒーを飲みました。

オリガ・ホメンコ 著 『国境を越えたウクライナ人』 群像社

 オリガさんの作品を読むのは二作目です。ウクライナ人という枠を超えて、世界で活躍した人々のことが書かれていました。そういう意味では、オリガさん自身が、東京大学大学院を出て、日本語でこの本を書かれているので、国境を越えた人なのでしょう。
 こんな本を読んで見たいと思ったのは、今回の戦争ですが。なぜこんな戦争が起きてしまうのでしょうか?

 10人の、ウクライナの偉人の事が書かれていました。19世紀末から20世紀にかけて生きた人の話が多い。20世紀は、ロシア革命、第一次・二次の世界大戦。ソ連の崩壊とウクライナの独立。波乱に満ちた時代だったのだ。そしてまた、ウクライナの独立を阻むものがいる。

フリホーリイ・スコヴォロダー(1722-1794)
 ヨーロッパ各地を回って欧米社会、政治、文化、生活習慣を自分の目で見た人。ウクライナに戻り教職に就いたが、ロシア帝国の一部だった時代に行動の自由や発言の自由を唱えた。その自由奔放さにより教職の座を追われ、30年近くフルートと聖書を手にウクライナのあちこちを回り旅する哲学者として自分の思想を普及させていった。お札の肖像にもなっており、日本の福沢諭吉のような人だったらしい。

イリヤ・メーチニコフ(1845-1916)
 ヨーグルトの乳酸菌が身体に良い効果を与える事を発見した人。この人の誕生日5月15日はヨーグルトの日。免疫病理学を研究し、1908年にノーベル医学生理学賞を受賞した人。

セリヒーイ・ポルトケーヴィチ(1877-1952)
 ハルキフ生まれの音楽家。第一次世界大戦の時はドイツにいた。ドイツに居られなくなり、ハルキフに戻るが、ロシア革命が起きると財産を捨ててウイーンへ亡命する。ウクライナの人達は、政変の度に亡命そして難民となる人が多かったのだろう。しかし彼の音楽は、明るい音楽が多いと書いてあった。https://youtu.be/2H0Y2VRrrLY

 その他、政治家や空を飛ぶことを夢見るひと、旅行家などの事が書かれていました。 いずれも、二度の大戦とロシア革命を潜り抜けた人達です。この先人達が、今起きているウクライナの戦争を見たら、どのように考えるのでしょうか?

この本のお気に入り度:★★★☆☆

誕生日

2022年08月22日 | 散歩道
 最低気温:25.6℃ 最高気温:32.8℃

 吃驚したなぁ~もう。今朝は、久しぶりに地球が回りました。
 私は、良性発作性頭位めまい症とかで、時折めまいに襲われます。大抵は、じっと寝ているだけで暫くすると治りますが。今朝は、6時頃の目覚めに異変を感じて、起き出せたのは10時過ぎです。

 昨日は、息子家族がやって来て、お孫ちゃんがこれ⇒を渡してくれました。”〇〇ちゃん たんじょうびおめでとう”と書かれたチョコレートの札が付いていて、めちゃ、嬉しい
 美味しいチーズケーキでした。皆で戴きました。

 今日は、私の75歳の誕生日です。”75歳の壁”なんて言葉も有るようです。義父も義兄も越えられなかった。私は、どうにか越えられました。身体は、なにかとボロボロですが、今4歳児の孫がもう少し成長する姿を見たいと思う次第です。

 今まで、私を支えてくれた、妻や家族に感謝です。
 私をこれまで生かしてくれてありがとう。

 今日の午後は珍しく、妻とテレビで甲子園高校野球の決勝戦を見ました。優勝旗は、白河の関を渡る

秋の虫の声

2022年08月19日 | 散歩道
 最低気温:22.9℃ 最高気温:32.9℃

 昨夜は、やっとエアコン無しで、寝ることが出来ました。熱帯夜にはならなかった。

 夏もお終いになると、盛大な雷雨にみまわれるとか。最近何度も雷に襲われて、雨も激しく降った。そのお蔭でか、さしもの熱いアスファルトも冷やされて、ほんの少しだけ涼しくなりました。窓を明けると秋の虫。リンリンリ~ン。セミと一緒で、虫の種類は判別できません。

 最近は、四歳の孫が度々来てくれます。それで、「雷は、雷神とか雷獣とかが牙をむいて空から降りて来るのだよ。」って脅してしまった。いやいや、悪いことを言ってしまったと思って、「雷は、地球と雲の間に静電気が出来て、それで鳴るのだよ。」って言い換えたが、それを聞いていた息子が、「静電気って乾燥している時に出来るんだよね。湿気のある雨降りでも出来るのか?」と来た
 そんな事、平賀源内に聞いてみろ

 そんなわけで、今朝は久しぶりに朝散歩。自宅から公園往復+公園一周。2.4キロぐらいを40分かけて歩きました。やはり帰ってくると汗びっしょりです。そのままシャワーに直行です。(笑)

セミの声

2022年08月13日 | 散歩道
時々のち 最低気温:25.2℃ 最高気温:34.8℃

 蝉の鳴き声、知ってるかい
 我が家の庭に穴ぼこ作って出てくる蝉は、アブラゼミばかりだと思うけど。公園に行くといろんな蝉が交じってる。どの声が、どのセミだか分からない。 75年もボーっと生きてきた報いだ。ジリジリ鳴くのがアブラゼミで、シャワシャワと鳴くのがクマゼミ。ミーンミンミンがミンミンゼミで、ツクツクボ~シって鳴くのがツクツクボウシ(笑) カナカナと鳴くのがヒグラシ?

 最近、ツクツクボウシらしき鳴き声が聞こえるようになった。ほんとにツクツクボウシか? 私には理解できない。ゆっくり聞きたいけど、暑くって散歩にも行けないので分らんわ
 妻に聞いたら、もう秋の虫だよ



 最近、暑くってまともに散歩できていません。廊下を少し歩いたり、家の周りを少し歩いたり。昨日は、孫守を頼まれました。それで夕方、家から一番近い公園まで一本杖で歩いて行きました。孫が遊具で遊んでいる間はベンチに座って。
 此処でも蝉が鳴いていました。

 今日は、台風が南の海を通り過ぎて行きました。わが地方では、たいしたお湿りもなく、平穏無事に行ってしまった。また、蒸し暑い夏が戻って来ました。

風の市兵衛

2022年08月05日 | 本と雑誌
時々  最低気温:23.2℃ 最高気温:33.3℃

辻堂魁 著 『風の市兵衛』 祥伝社文庫

 娯楽時代小説というと、剣の強いイケメンと、キレイな女が恋をして悪をバタバタと退治する。そんなのが好きなのだが これは、そんなではないね(笑い)

 NHKのテレビドラマに有った。苦境に陥った旗本の家計を助けようと、算盤片手にやってきた渡り用人の話。向井理が市兵衛役を演じていたっけ。シリーズ物の一作目。

 家計を探っていくと、元主の心中の不審に突き当たる。アヘンをロシアから密輸して暴利を得ようとする商人と戦う”風の剣” 
 イケメン剣士だったが、キレイな女との恋にはならない(笑い)

この本のお気に入り度:★★★☆☆

◇◇◇◇◇◇◇◇

 今朝は、五時半に目覚ましで起きて、朝食前に散歩に出かけた。公園の入り口まで歩いてそのまま戻りました。1.5㎞位を30分かけて。暑い夏は、無理せずに少しずつ。

 我が家を新築した時から使っていたリビングの換気扇が壊れました。本日、新しいのに取り換えて貰いました。45年間頑張ってくれました。ご苦労様でした。