goo blog サービス終了のお知らせ 

Infinity

アメリカ留学、RN免許取得、アメリカ移民ビザ取得、アメリカでの手続き、アメリカでのナースの仕事等についてのブログ

ライフワークと呼べる仕事。

2012-06-23 | 看護のはなし
最後に書いてから大分期間があいてしまいました。RNを取得後、帰国して今でも日本でナースを続けています。このブログはアメリカ生活を中心に書いていたので、なんとなく更新するのも遠ざかってしまっていました。

私は昔から自分がやりたい看護の分野が決まっていると思っていました。緩和ケアやホスピスケアです。でも、日本に帰国後がんの専門病院で働くようになり、最先端のがん治療を受ける患者さんの看護にも携わりたいと思うようになりました。終末期だけでなく、もっと広いくくりでのがん看護を掘り下げて勉強したいと思っています。

最近よく思うのですが、自分が一生かけて続けて行きたい仕事を見つけて続けていけたらいいなあと。看護師というのは、認定や専門看護師をとったり、大学院などに進み、専門分野をきわめていく人は、医師に比べたら断然少ないと思います。たいてい、病院やクリニックなどで勤務をしているいちスタッフ(私も含めて)たちは、自分の希望とは関係ない診療科に配属になったり、数年ごとに職場を変えたり、個人的事情で離職したりして、あまり一つの分野を長くやるということは珍しいのではないでしょうか。更に言えば、同じ病院に長くいると、管理職になることもあります。
私自身も、初めにたまたま配属になった消化器内科で終末期医療などに興味を持つようになったものの、その後は救急看護も学び、今ではがん専門病院の外科病棟にいたりします。

私が今まで出逢った医師達のなかには、日々の地道な病院勤務の他に、学会やその他の活動(例えば救命医ならJICAとか)をしている人たちがいました。一つの分野をきわめるために、様々な活動をして、自分自身のキャリアを積んでいく。でも、医師としての基本、「目の前の患者を診ること」、つまり、日頃の外来診療や入院患者の治療なども平行していくことで、臨床での経験も積んでいっているんだと感じました。

そこで、「わたしはライフワークと呼べる仕事は何をしたいんだろう」と思うようになったのです。ただ何となく日々の忙しさに追われて毎日が過ぎ、経験年数のみが増えていく。でも、これと呼べるものがない、というのは嫌だな、と思うのです。アメリカに戻って勉強したい気持ちもありますが、どこにいたとしても、信念をもって、常に学び続ける看護師でいたいと思っています。

最新の画像もっと見る

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。