子供たちと近くの公園に行った。
しばらく一緒に遊んだ後、
僕はベンチに腰を下ろして心地よい五月の風に吹かれながら
子供たちが楽しそうに遊ぶ姿を眺めていた。
『隣良いですか?』
その声に振り返ると、散歩しているのをたまに見かけるおじいちゃんだった。
どこの誰かまではわからない。
『どうぞ』
とは言ったものの若干困った。
僕はちょっと腰をかけていただけなのだが、
これで立ちづらくなってしまったのだ。
だって、他にもベンチが空いているのにわざわざ僕の隣にきたということは、
僕を話し相手として期待されているのが明白だから。
思ったとおりたくさんの話を聞いた。
おじいちゃんの勤めている会社のイヤな上役のことや、
サリンジャーの短編小説のことはさすがになかったが、
お孫さんはうちの子よりもうはるかに大きいことや、
いつも朝と夕方にこの辺りを散歩していること、
そして、朝と夕方の散歩コースの違いなどなど。
僕はお年寄りの話を聞くのは決してキライではないのだが、
子供と遊んでいる最中だったし、さすがに話がちょっと長かった(苦笑)。
そこへ、娘の一言!
『とうちゃん、野球やろ~』
ファインプレーだ、娘よ♪
『娘が野球やりたいって言ってるんですみません』
と、すぐとなりにある神社の境内に移動した。
ごめんねおじいちゃん。
ピッチャー、バッター、キャッチャーを順番に担当。
これが最近の僕たちお気に入りの遊びだ。
ヒットかアウトかはその都度ピッチャーが決めるというのが
僕たちのローカルルールだ。
娘がヒット性の当たりを飛ばした。
『ナイスバッチング!』
と、どこからともなく声がした。
声の方を見ると、杖をついたおじいちゃんがニコニコしながら立っていた。
おじいちゃんBの登場である。
ストライクだのボールだのヒットだの内野ゴロでアウトだの判定してくれた。
頼んでいないのだけど(笑)。
この人はすぐそばに住むおじいちゃんで、いつもニコニコしている感じの良い人だ。
しばらくしたらお参りを済ませて去っていった。
今日はおじいちゃんのマルチヒットの日だった(爆)。
しばらく一緒に遊んだ後、
僕はベンチに腰を下ろして心地よい五月の風に吹かれながら
子供たちが楽しそうに遊ぶ姿を眺めていた。
『隣良いですか?』
その声に振り返ると、散歩しているのをたまに見かけるおじいちゃんだった。
どこの誰かまではわからない。
『どうぞ』
とは言ったものの若干困った。
僕はちょっと腰をかけていただけなのだが、
これで立ちづらくなってしまったのだ。
だって、他にもベンチが空いているのにわざわざ僕の隣にきたということは、
僕を話し相手として期待されているのが明白だから。
思ったとおりたくさんの話を聞いた。
おじいちゃんの勤めている会社のイヤな上役のことや、
サリンジャーの短編小説のことはさすがになかったが、
お孫さんはうちの子よりもうはるかに大きいことや、
いつも朝と夕方にこの辺りを散歩していること、
そして、朝と夕方の散歩コースの違いなどなど。
僕はお年寄りの話を聞くのは決してキライではないのだが、
子供と遊んでいる最中だったし、さすがに話がちょっと長かった(苦笑)。
そこへ、娘の一言!
『とうちゃん、野球やろ~』
ファインプレーだ、娘よ♪
『娘が野球やりたいって言ってるんですみません』
と、すぐとなりにある神社の境内に移動した。
ごめんねおじいちゃん。
ピッチャー、バッター、キャッチャーを順番に担当。
これが最近の僕たちお気に入りの遊びだ。
ヒットかアウトかはその都度ピッチャーが決めるというのが
僕たちのローカルルールだ。
娘がヒット性の当たりを飛ばした。
『ナイスバッチング!』
と、どこからともなく声がした。
声の方を見ると、杖をついたおじいちゃんがニコニコしながら立っていた。
おじいちゃんBの登場である。
ストライクだのボールだのヒットだの内野ゴロでアウトだの判定してくれた。
頼んでいないのだけど(笑)。
この人はすぐそばに住むおじいちゃんで、いつもニコニコしている感じの良い人だ。
しばらくしたらお参りを済ませて去っていった。
今日はおじいちゃんのマルチヒットの日だった(爆)。
年配の方には年配の方にしかわからない気持ちがあるでしょうね。
それもありますが、先輩の話は基本的に勉強になりますから、話を聞ける機会があったらゆっくり聞いてみたいですね。
僕も近所のおじいちゃんやおばあちゃんに、話し掛けられたら、話をしてあげようと思います!