道路拡張のために叔父さんの家を解体することになった。
もう数日後には解体されるということで親戚の集まりがあった。
車で5分ぐらいで、小さいころによく行ったところなので寂しい。
僕が小学生のころに父親にレコードプレーヤーをせがんだときに
『プレイヤーならおじさんの家にあるだろう』
と言われて目が点になったのも懐かしい(笑)。
きっと兄弟同士でものを貸し借りしながら日々の暮らしをしのいでいたんだろう。
そんなこと考えながらも、
『プレイヤーならおじさんの家にあるだろう』
の父親のひとことは、稲妻が僕の体を駆け抜けたものだ(爆)。
その叔父さんから、今日はその家を建てた時の苦労話を聴いた。
叔父さんたちは父親をすでに亡くしていて、僕の父を含めた兄弟3人で力を合わせて建てた家なのだそうだ。
3人とも建築業をしていて、知人ぼ業者を含めてとは言えまさに文字通り兄弟力を合わせて建てたって感じだ。
色んな想い出が蘇った叔父さんは号泣しっぱなしだった。
いろんな話を聴いて、父たちはたまたま3軒に分かれたものの気持ちは3軒で1軒だったんだろう。
『プレイヤーならおじさんの家にあるだろう』
のエピソードを今後は違った意味で想い出すころになる気がする。
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