今年で１０回目の放送となる「サイエンスミステリー
見えざる禁断の世界ＩＩＩ」が１月１９日午後９時から放送される。
この番組では、遺伝子・ＤＮＡのみならず、脳や神経、精神にまで間口を広げ、最先端の科学から人類の謎に迫ってきた。
そして、今回はアメリカ、カナダ、ベトナム、インドネシアの４カ国でロケを敢行、突然の遺伝子変異による病に侵されながらも、家族の愛に支えられ、ひたむきに生きる人たちを撮影してきた＝写真。
とはいっても、現場のディレクターたちは限られた期間の中で、取材対象となる人たちの信頼を得ながら、撮影しなければならない。
予定していたシーンが撮れないのは当たり前。
時間はない。
しかも帰国後には、過酷な編集作業が待っている。
そこで、あるディレクターは、メールでは現地の状況が伝わらないと考え、無料のインターネット通話であるＳｋｙｐｅを使い、日々やつれていく自分の表情をプロデューサーにライブ映像で報告し続けた。
また、インドネシアで撮影を続けるディレクターは、何とＳｋｙｐｅを使って、アメリカの大学教授にインタビューするという。
もちろん教授の前には、カメラマンとコーディネーターがスタンバイ。
だが、この試みは失敗に終わった。
実は、ディレクターが時差を間違えていたのだ。
結局、電話でディレクターがコーディネーターに質問をし、それをコーディネーターが通訳するという方法で乗り切ることに。
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・ameba