天皇杯準決勝(29日、G大阪1-0鹿島、エコパ)来季J2に降格するG大阪が鹿島を1-0で破り、優勝した2009年度以来3大会ぶりの決勝進出を決めた。
日本代表MF遠藤保仁(32)が3試合連続ゴールとなる決勝点。
来年1月1日の決勝(国立競技場)で、史上初となる降格シーズンの制覇と6年連続のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を狙う。
柏はFW工藤壮人(22)の2戦連続決勝弾で、横浜Mを1-0で下した。
前身の日立製作所時代以来37大会ぶりの優勝を目指す。
両チームによる決勝は08年度大会の再現となった。
“天皇杯男”が決勝への道を切り開いた。
MF遠藤が3戦連続ゴール。
虎の子の1点を守りきったG大阪が、柏との元日決戦に駒を進めた。
「あれはクロスです。
飛んだコースがよかった。
狙ったところにいったと思います」
前半23分だ。
遠藤は先制のチャンスで左からのショートCKを選択。
MF二川からリターンパスを受けると、ダイレクトで右足を振り抜いた。
きれいな放物線を描いたボールは、相手GKの指先に触れることなくゴール右隅に吸い込まれた。
「途中から入るかなと思った。
いいボールが蹴れたが、たまたま入っただけです」。
謙遜しながら冷静に振り返った。
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